小5/雑考:小学校入学準備(準備すべき道具ランキング:3位 鉛筆削り)

2020年12月(小5)

2020年12月2日(水)。

 

低学年化する令和時代の中学受験。

 

この流れに抗うよりも、むしろ積極的に攻めるべきと僕は考えます。小学校入学と勉強開始を準備するに際し、僕の過去の経験から選んだ重要な道具ランキングを作ってみました。年長の12月ならば、すぐに準備すべきと考えるものです。ランキング1位から10位までを、ブログに記録しておきます。

 

・ランキング3位:鉛筆削り

 

小学1年生は、鉛筆とは無縁ではいられません。シャーペン(ランキング4位なのだが)をサピックスや公文で活用するのは良いとしても、公立小学校は鉛筆指定です。そして、大手塾でも四谷大塚の全国統一テストは「鉛筆指定」です。これはマークシートではない低学年でも「鉛筆指定」。よって、絶対に鉛筆削りは必要になります。

 

娘が小1の時、文房具オタクな僕が選んだのは、「プラス 乾電池式鉛筆削り」(約2,200円)。鉛筆削りは毎日の作業ですから奥が深いのです。以下を知らないと、膨大な時間を無駄にします

 

 

 

 

①電動であること。手でゴリゴリと削るのは時間の無駄です。

 

②乾電池式であること。配線が邪魔になりません。

 

③上から指すこと。横から指すと、右利きの場合、左手を使う必要があります。これは時間の無駄。上から指せば、押し込むだけです。「手動の横指し鉛筆削り」を選択されたお子さんは、時間を無駄にしますね。芯が折れるし。こういう積み重ねが5分の時間を産み、その5分を毎日暗記系に使えば、凄いことになるのですよ。

 

④引き出しに収納できる形状であること。机の上に出しっぱなしなんてありえません。机の上、つまり娘の視界は「今解くべき問題」のみとしています。尚、プラスは高級モデルも出していますが、円柱形なので転がるから僕は選びませんね(娘が小1のときにはこれは無かったと思うが)。

 

⑤安いこと。もう、これは大事ですよね。動きが悪くなったら買い換えましょう。時間の無駄ですから。娘が今使っているのは2代目です。

 

 

 

 

削りカスを捨てるのも簡単です。

 

 

 

・・・さて、最先端の鉛筆削りは良いとしても、僕は娘に対して昭和フレイバーを残しています。それは、肥後守(ひごのかみ)による鉛筆削りです。娘が年長3月~小1の6月までは肥後守ナイフで鉛筆削りをさせていました。久しぶりに出してみました。

 

娘:「え?なにこれ?これで私、鉛筆削りしたことあるっけ?」

 

すっかり忘れていたようですw。最後に肥後守で鉛筆削りをしたのは、恐らく、3年前が最後だと思います。

 

 

 

 

久しぶりに削って貰いました。体で覚えているのでしょう、正しい方法で削り始めました。今時の小学生は、この手の使い方ができる人は1%もいないと思います。嘘だと思ったら、お子さんにナイフを渡して鉛筆を削らせてみて下さい。そして、中学受験の入試問題は、缶詰の缶切りでのあけかたとか、かまどの使い方、とか普通に出てきます。昭和の生活スタイルは、もはや教養の一部です。

 

 

 

娘が数年ぶりに削った結果です。

 

 

 

僕:「下手だなあw。」

 

僕にて仕上げました。

 

 

 

娘:「悔しい!もう1本、肥後守で削る!」

 

・・・令和時代の最高峰のプラスの電動鉛筆削りで鉛筆を削ることで時間を節約しつつも、1本くらいは昭和的手法である肥後守での鉛筆削りに時間を投資すべきだと思います。そんな御家庭が増えることを期待します。

 

 

★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語III/上位20%【2020年10月17日から】
③算数:塾カリキュラムでオントラック
④語彙:パス単準2級+言葉ナビ下巻
⑤漢字:小5の深堀り中

 

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Posted by senki