新小6/サピックス:2021年4月/第1回志望校判定サピックスオープン(申込完了)

2021年03月(新小6)

2021年3月21日(日)。

 

忘れないように、申込完了しました。2022年組の皆さま、お忘れなきよう。

 

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ちなみに、小6のサピックスオープンは特殊なテストだと理解しています。以下が理由です。

 

①他大手塾のトップ層も参戦するからです。大手塾の[xx]は、「御三家に挑戦する方は(秋以降は)必ず受けて下さい」とアナウンスしていますしね。つまり、サピックス外からのトップ層も参戦しますので、偏差値上位校の受験を考えている方にとっては実際の母集団に近くなると考えます。サピックス外にもツワモノはごろごろいますからね。

 

②他方、サピックスで日常の宿題に苦労していたりモチベーションが低迷している層は、受験を見送る方も多いと思います。テスト受けるよりも勉強した方が意味がありますからね。ということで、恐らくはサピックスの過去5回平均偏差値と第1回サピックスオープンの受験率は、逆相関になっていると思います。つまり平均点を下げている層が不参戦。

 

・・・以上から推測されることは、「サピックス外のツワモノが参戦し、サピックス内で苦労している層は参戦しない」ことにより、通常のサピックス母集団のテストよりも辛口の結果になると考えます。つまり、「(本来のサピックスの母集団対比では)平均点が上がり偏差値が低く出る」ことに加えて、「200位争いが厳しくなる」現象が発生すると思います。

 

サピックスから配布されている偏差値一覧は、「サピックスを母集団とした組分けテストの偏差値」を基準にしたものではなく、「サピックス公開模試受験生の合格力判定サピックスオープン(男女総合偏差値)の平均偏差値をもとに算出し」と書いてある通り、「サピックス外のツワモノを含む母集団での偏差値」です。

 

つまり、

 

①合格力判定サピックスオープン(小6の9月、10月、11月、12月の全4回)

②志望校判定サピックスオープン(小6の4月、6月の全2回)

Gap

③サピックス組分けテスト

 

となっているはずです。つまり、母集団の違いを理由に、組分けテストから「偏差値3~5の低下(流石に5以上低下することは無かろう)」は覚悟しておいた方が良いということになります。この傾向はサピックス組分けテストでの偏差値60以上の層への影響が大きいと思います。娘への影響も楽しみです。サピックスの母集団が、他と比べてどうなのか、は興味深いテーマです。

 

尚、サピックスが「総合順位と偏差値」に加えて、「サピックス内部順位と偏差値」を出してくれると受験生としては助かりますね。しかし、出してくれることはないでしょう。それはサピックスが他塾との競争優位があるのか無いのか、分かる指標ですから。サピックスはデータドリブンで考えるでしょうから、「特定の問題の正答率がサピックスと他塾で大きく負けている」ようなことに気が付いた場合、その後のカリキュラムで修正してくるのでしょう。

 

以上、つらつらと考えてみました。サピックスでは偏差値はあまりアテにせずに、単に順位を考えるのが簡単で良いと思います。娘は、「健全な睡眠と運動を確保した上で、サピックス内部での200位を目指す」ことを貫徹したいと思います。

 

 

★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語JI/上位6%【2020年12月8日から】

 

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Posted by senki