『村上海賊の娘』(和田竜/2014年本屋大賞)のレビュー
2021年5月15日(土)。
『村上海賊の娘 1-4』(和田竜/2014年本屋大賞)
娘:「2巻の途中で挫折した。わたし、女子だからか、あまり軍記物はわくわくしないんだよね。。」
とのことでしたが、僕が全部読んでみました。
織田信長と大坂本願寺の戦いを題材にして、「時は天正4年(1576年)、比叡山焼き討ちから5年、武田軍を粉砕した長篠合戦の翌年に当たる。信長と大坂本願寺の戦いは7年目を迎えていた」ときの話です。娘の言うとおり、小学生には厳しいかもしれません。この本を夢中で読破する小学生は、戦国時代が大好きで特に「海賊」の習慣に関心がある方かなと思いました(戦闘方法がリアルなのでこの観点から興味がある小学生もはまると思います)。
大人目線で楽しむには、以下がポイントだと思いました。
①しまなみ海道サイクリングで村上海賊の本拠地である「能島」を観察したいですね。能島にも渡ってみたいです。小説にも書いてありましたが、たしかに「瀬戸内海」をよく見ると、この場所を海からみると山脈に見えますね。
②大坂本願寺はもともと要害の地であったため、信長が奪取に拘りました。現在の大阪城は大坂本願寺跡(これは知りませんでした)。大阪城は大阪冬の陣・夏の陣もあるので訪問したいなあ。
③『村上海賊の娘』を読んだ後に、『現代語訳 信長公記』の該当箇所を読むと、とても面白いです。信長公記では、巻九に記録されています。『現代語訳 信長公記』ですと、「3 石山本願寺、挙兵」、「4 大坂へ出陣」、「5 木津浦の海戦」に書かれています。p.279には「また住吉の海岸沿いに砦を造り、真鍋七五三兵衛(まなべしめのひょうえ)・沼野伝内を海上警備として配置した」とありますし、p.281には『村上海賊の娘』で詳細に描かれている木津浦の海戦が、信長の視点で描かれています。「戦国時代が好き!」という中学受験生は、『現代語訳 信長公記』は必読書だと思います。戦国時代の出来事の多くに信長が絡みますので、該当箇所を読み直すと感じ入るものがあります。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語JII/上位6%【2021年4月9日から】









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