小6/読書:娘による『平城京』(安倍龍太郎/角川文庫)のレビュー

娘の読書・映画

2021年6月9日(水)。

 

平城京』(安倍龍太郎/角川文庫)

 

娘:「いやー、面白かったよ!聖徳太子以後、隋や唐と対等であるという建前を守ってきた日本が、白村江の戦いで負けて、その建前が通用しなくなった。でも、日本の発展のためには唐から優れた学問や技術を導入しないといけない。だから、唐に対して従う姿勢(=「冊封国(さくほうこく)」)を示すために、長安のような平城京をつくり、藤原京から平城京に遷都する必要があった。まあ、そんな歴史観だね。遷都を決定した元明天皇自身が、平城京への遷都には反対という筋書きも面白いね。」

 

中学受験の歴史は、単なる暗記科目と定義すると面白くありませんが、時の為政者たちの判断に心を寄せると、いきなり面白くなります。

 

尚、娘は飛鳥宮と平城京には訪問していますが、藤原京はパスしてしまいました。あの辺りは、サイクリングをするのが一番ですね。

 

 

 

 

 

★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語JII/上位6%【2021年4月9日から】

 

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

 

Posted by senki