小6/サピックス:伝説の「小学6年理科 記憶の635」のレビュー
2021年8月26日(木)。
サピックスの教材は年々進化しているはずなのですが、なぜか理科だけは特殊な進化形態になっています。恐らく、メソッドとしては進化しているのですが、「普通の小学生が自学自習で先取りする」観点からすると、教材としては退化しています。当たり前ですよね。(建前上は)復習主義の塾ですから。
社会については、①白地図トレーニング帳、②年表トレーニング帳、が出版されていますので、誰でも先取りが可能です。
問題は、理科。2010年頃に廃版となってしまった「小6/サピックス:小4・小5理科基礎トレの高騰(ついに10万円代間近)」を解くのが効率的だと思いますし、今回レビューする「記憶の635」(2007年版)にしても、完成度は高いと思います。2021年現在の理科だけは、昔の教材の方がごちゃごちゃしていなくて完成度が高いなあと思います。「記憶の635」は52ページで、厚さにすると4mmくらいです。これくらいコンパクトに、毎日シンプルに暗記できる理科教材をサピックスは作って欲しいですね(※理科コアプラスがそのつもりなのかもしれないが、初学者にはいろいろと盛り込みすぎです)。
内容は、一問一答形式で極めてシンプルです。スタディアップのプラチナインプットとプラチナアウトプットに通じるものがあります。
娘に見せたところ、
娘:「いやー、これ、シンプルすぎるよ。今時の中学受験ではシンプルな知識は暗記していることが前提で、聞かれないよ。」
とのことですが、
僕:「だからこそ、低学年で基本的知識を先取りするには有用なんじゃないか。いきなり重たい内容のを暗記するのは、低学年には辛いでしょ。」
娘:「確かに。。」
僕:「理科については基礎的すぎることをしっかり暗記し、理科基礎トレみたいな基本問題を解きまくるのが、一番効果的だと思うよ。」
・・・興味深いのは、サピックスのキャラクターです。リスンとルックのご先祖様のようです。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語KI/上位6%【2021年8月6日から】
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません