『家康』(安部龍太郎)が面白い(「世界との関わりや経済から歴史を読み解いた安部史観」)

2021年10月(小6)

2021年10月17日(日)。

 

想像以上に面白いです、『家康』(安部龍太郎)。

 

これまでに存在した歴史小説とは一線を画しますね。「世界との関わりや経済から歴史を読み解いた安部史観」という言葉をネットで見つけましたが、その通りだと思います。

 

軍事についても最新の研究が反映されており、勉強になります。

 

=quote=

p.273

中でも圧巻は、三百挺を装備した鉄砲隊と、三間間中(約六・三メートル)の長槍を持つ九百人の長槍部隊だった。

 

これはパイク兵と呼ばれる長槍部隊とマスケット銃隊を組み合わせた、スペイン陸軍のテルシオ戦法を、信長がいち早く取り入れて実戦に用いたものである。

=unquote=

 

 

 

 

2019年5月に「小4/博物館/064~078:信州・北陸ツーリング」で、娘は信長の槍を見ていますが、これは槍の石突を地面に突き刺して、ハリネズミ防御壁にするためのものだったのですね。納得しました。なぜならば、あのような重量物で突くことは厳しいからです。水平に持って進むことはぎりぎりできるでしょうけど。

 

 

 

 

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Posted by senki