新中1/記事レビュー:Yahoo「経済力の学力格差を乗り越える「読書」の力とは 「経済格差」「遺伝」より「本のある環境」が影響」
2022年1月26日(水)。
・2022年1月25日:Yahoo「経済力の学力格差を乗り越える「読書」の力とは 「経済格差」「遺伝」より「本のある環境」が影響」
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幼稚園入園時の語彙力は後の語彙力、読解力に影響
以上のように読書によって語彙力や読解力が高まることが実証されているが、幼い頃の語彙力や読解力の差は、その後もなかなか解消されないようだ。たとえば、小学校1年生の時点における語彙力の差は6年生になってもほぼそのまま残ることを示すデータもある。さらには、幼稚園入園時の語彙力が下位4分の1に入る子は、小学校6年時までには同学年の平均的な子より語彙力も読解力も3学年分遅れることを示すデータもある。
そこには読書と語彙力・読解力の相互作用が働いているとみることができる。つまり、よく本を読む子は、語彙力や読解力が高まるため本を読むことが苦にならず、読書を楽しむことができる。それによって、ますます語彙力や読解力が高まり、読書好きになっていく。一方、あまり読書をしない子は、語彙力や読解力が乏しいため本を読むことが苦になり、あまり読書を楽しめない。その結果、なかなか語彙力も読解力も高まらず、読書嫌いになっていく。
そのことが学力格差につながっていく。すなわち、読書によって語彙力や読解力が高まっていけば、各教科の教科書や先生の解説の内容を理解できるため、教科内容がよくわかり、勉強が楽しくなるし、成績が向上する。一方、語彙力や読解力が乏しければ、各教科の教科書や先生の解説の内容がなかなか理解できないため、教科内容がよくわからず、勉強が苦痛になり、成績は向上しにくい。
こうして、読書を楽しみ語彙力・読解力を高めるとともにさまざまな知識・教養を身に付けていく子と、あまり読書をせず語彙力・読解力が乏しく知識・教養が身に付きにくい子に分かれていく。
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ヨンデミーが指摘していることと全く同じですね。
で、問題は「どうやったら小学校低学年時代に良質な本を大量に読むか?」だと思います。
中学受験の勉強をする以前に、実は勝負はついているように思います。これが悲しい現実かと。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語KII/上位5%【2021年11月19日から】
ディスカッション
コメント一覧
少しずれますが家にある本の量として350冊に一つの区切りがあるというデータがあります。
物理的にあることが大事なのか、心理的に近くにあること(Kindleとか)や、本の質についてはそこまで言及されてないですが。
ごさんこうまでに。
https://www.newsweekjapan.jp/amp/stories/world/2018/10/ok-11.php?page=1
正確には原著を読んだ方いいと思いますが、とりあえず日本語の記事です。