新中3/医学部受験:メディックTOMAS「医学部入試分析報告会 2024」(2024年3月17日(日))

2024年03月(新中3)

2024年3月17日(日)。

 

メディックTOMASの「医学部入試分析報告会」。今年は中2娘と一緒に参加しました。

 

娘:「いやあ、共通テストの重要性をよく理解できたよ!これはやらねばならない世界なのだね。あと、英語の方向性も良く分かった。まだ中2なので鉄緑会の全容は見えていないけど、鉄緑会の現学年の英語だけやっていてもダメだね。とりあえず、英検準1級合格がスタートラインで、1級対策することが、長期的視点に立つと医学部受験での英語にも繋がることが良く分かった。それにしても、鉄緑会とは全く違う雰囲気で面白いね、メディックTOMAS。鉄緑会は集団塾についていける生徒が絶対的学力で殴るタイプで、メディックTOMASは個別指導で丁寧に生徒を見て苦手を潰していくタイプだね」

 

 

 

 

昨年は以下の通り。

 

・2023年2月19日:新中2/医学部受験:メディックTOMAS「医学部入試分析報告会 2023(私立大学編)」(2023年2月19日(日))

 

・2023年3月19日:新中2/医学部受験:メディックTOMAS「医学部入試分析報告会 2023(総集編)」(2023年3月19日(日))  

 

以下は僕の殴り書きの備忘録なので、事実誤認があるかもしれません。自分用に記録。

 

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1.日時:2024年3月17日(土)14:00-16:00

 

2.場所:渋谷TKP

 

3.出席者:100名前後。尚、中学生もちらほら。

 

4.結論:
・メディックTOMASの説明会は、中2終わりくらいから参加した方が良い。中1では早すぎる。
・鉄緑会は絶対的学力で殴る受験。メディックTOMASは「そこまでの能力が無くても合格させる」受験。
・英語が鍵。

 

5.詳細

(1)医学部入試の動向(駿台の石原氏)

・受験人口は最盛期の半分。しかし、医学部入試は厳しさが違う。医学部以外の受験については緩い雰囲気があるが、医学部は違うので騙されないように。

 

・共通テストも6年連続で志願者減。512,581→491,914名、と4%減。これは人口減とほぼ一致。共通テストは大都市での受験者が減少している。センター試験はもともとは私大のMARCHのマークシートテストと同じだったので、楽だった。共通テストを受けるメリットがなくなるのが、MARCH以下。早慶は違うが。途中であきらめる人も多い。昔から5%は休む人いた。そういう空気にまどわされないように。

 

・数学は平均点50%くらい。IAとか文章がだらだらと続く。理科について。物理は19世紀のまま。化学は20世紀のまま。生物はほんと21世紀の内容。ゲノム解析とか出てくる。学校のカリキュラムもついていっていない。生物は、予備校が必須となります。平均点の推移を見てみましょう。全体的なトレンドとして、点が取りにくくなっています。全国平均点以下の人は得点できないテスト。だから平均点が下がる仕組み。

 

・共通テストになってから4年が経過しました。それで6割程度の得点率で安定してきた。やたら問題文が長い。英語も長い。全て長文読解。総合的な力がいる。読解力。今の子供たちは読解力が無い。字を読む必要がないから。電子辞書だし。新聞を読まない家が増加した。紙と鉛筆が大事である。思考力と判断力。見たことがある問題は出ません!普通の教科書に載っていることだけ出ますが、何を使うかが分からないテストです。

 

・医学部ですが9,400人の定員。増えました。だから人気。来年も定員は変わりません。厚生労働省が人数を決めます。将来的には、定員が1,000人くらい減るかもしれませんね。高齢者が死亡すると、ニーズがなくなっていくからだ。国立大学は4.5倍くらい。後期は20倍を超える。前年比2%くらい減少した。医学部も現役が増加してきた。2浪まではいるが、3浪以上はほとんどいない。共通テストで8割取れないと、国立医学部は目指せません。英語数学、物理化学をやればオールマイティー。奈良県立医大は小論文だけなので、共通テストで決まる。多くの大学は小論文と面接。つまり共通テストで決まる。

 

・定員は9,400人。しかし、地域枠が増えて、一般枠が減っている。福島とか弘前だと地域枠を使えば共通テスト78%くらいでも合格してしまう。面接は極端に人間関係が下手なひとは落ちるが、普通の人は大丈夫。基本的には、英語、数学、物理、化学。

 

・国公立大学医学部の志願状況を解説します。共通テストで8割いかなかった人を全員足切りした学校がある。将来の国家試験に通らないからだ。医学部は潰しがきかないので、他の道を探らせるスタンス。福井大学。東京から簡単に行けるようになった。

 

・私立医学部について。私立はほとんど首都圏にある。コロナ期間中は絞り込んだが、今年は更に復活。医学部受験は17%増えている。来年はもっと増えるでしょう。偏差値が高い医学部ほど、現役生である。浪人生はほとんどいない。国立の工学部に合格できない人は、私立医大も合格できない。

 

・新課程について。国語は10分間長くなる。数学はIIBCは10分長くなる。英語はこれまでどおり80%。共通テストは早く終わった方がいいのに、遅くなってきている。共通テスト終わったら、私大医学部に切り替えないといけない。国語は現代文が1題増えて、3題になる。10分間伸びます。考察力が必要になります。国語は時間が足らなくなると思います。地歴公民は、歴史総合とか地理総合みたいな名前に変わる。出題科目パターンを考えないといけない。数学は全体の範囲は変わらない。二次試験は気にしなくてよい。統計など、入りくりがある。数学IIBは得点しづらくなると思う。英語は考察力を高める問題が出る。これも平均点が下がると思います。情報はプログラミングの問題。1年目は相当に易しいと思います。高3は簡単。高2は難化するはず。

 

・大学入試は自分でやる勉強。暗記は知識に変えてください。そうしないと、国家試験通りません。同じ問題は出ません。同じ形式の出題はありますが。受験生の意識の変化。昔よりも保護者のいうことを聞くように変化している。保護者はうろたえてはいけない。第一志望大学は変えさせない!共通テストまでは変えさせない!自己採点のあとで変えればよい。私大は第一志望大学を必ず受験しましょう。慶応慈恵日医順天を受験しなかったら、やる気でませんよ。自らが行きたいキャンパスに立ちましょう。

 

(2)現役医大生インタビュー

・2名を呼びました。医科歯科現1年生、Aさん。慈恵の新1年生(現高3)、Bさん。

 

・どうして医師?

 

・Aさん。最初のあこがれが、小学生のドッチボールで指を骨折。後遺症もなく直してもらえた。ブレまくってきた。ピアニスト→宇宙飛行士→外交官→医師に固まった。高1くらいに医学部に向けた勉強を開始した。

 

・82大学あるなかでどう決めたのか。

 

・両親に迷惑かけたくなくて国公立。それで医科歯科大学。私大は安いというところで、国際医療福祉大学を併願した。

 

・Bさん。志望理由は幼少期から医師に関心があった。中高時代にボランティアがあって、直接助ける職業が良いとおもった。高3のぎりぎりまで文理選択を悩んでいた。医学部は高3の春から目指し始めた。

 

・82大学の中でなぜ?

 

・金額で決めた。ここまでならば受けていいよ、ということになった。

 

・Aさん。医科歯科の推薦で合格した。推薦について。3段階ある。書類→小論文+面接で条件付合格→共通テストで最終合格。評定4.7か4.8が必要。一つの高校から2名しか出願できない。書類は4,000文字。共通テストは8割取れないと不合格。実際、今年一人不合格になっている。2月の頭に合格した。共通テストは全体で795点。受験1年前の状態で、数学は固まっていて、国語は得意。理科はまだまだだった。基礎力を養う教材は、数学はフォーステップ。これを何周もまわす。・化学はセミナー化学。生物はセミナーとエクセル。1周目はとにかく時間かけてもいいから、解き切ること。2週目は答えの通りに解く。3週目は解答と同じかそれより詳しく書く。推薦は落ちる前提で受けるもの。一般入試対策はしっかりやっている。部活に時間をかけていた。部活ある日は2-3時間。他は4-5時間。数学と英語を固めて、高3の夏に理科を固める。

 

・Bさん。高3時点では医学部受験の気持ちが固まっていなかった。学校の宿題は学校で終わらせていた。英語は得意だったので、基礎はやっていない。数学は受かる計算、というドリル。基礎問題精講。生物は学校問題集は使わず、標準問題精講。数学は苦手すぎて、とにかく数をこなして体得した。理科はある程度は分かるので、時間内に正確に解けるようにした。

 

・英語は医学部の最重要科目だと思うが、どうやって?

 

・もともと英語が好きで一般書籍のペーパーバックを読んだりして長文への抵抗をなくした。音読をすること。ネイティブのリズムで。

 

・ルーチンはなにか?

 

・計算は毎日やる。あとは、高2まではラジオ英会話を聞いていた。数学はTOMASにした。理由は、集団塾にいたが、自分の苦手は自分で補強するしかない。自分のレベルやスピードに合わせて対策できるのが良いところ。医学部は情報戦。医学部に特化したTOMASにした。TAから教えてもらえる。自習室も快適。授業は指導してくれたのは、私大医学部に必要な数学の技。過去問演習にかける時間とか。最後の最後まで実感はなかった。1次試験もダメかなと思ったが、8校合格した。ほとんどすべてで正規合格。

 

・Sさん。TAというキーワードが出てきたが、現役医大生がTAとして1on1でサポートする。TAをやっている。

 

・今の受験生に足りないものは?

 

・もうちょっと突っ込んでもらいたい。参考書みて、ここが分からない。どうしてこう解くのか分かる?、としても説明できないことが多い。私は高1の最初にコロナが直撃。割と暇だったので、同級生同士で数学の問題を出しあう。時間あったので1問に1-4時間を使っていた。東大数学を超える難易度の問題。

 

・Aさん。集団塾で失敗したこと。数学と英語と化学を集団塾にしたこと。数学は得意だったので大丈夫。英語もまあ、大丈夫。化学は「授業で分かるよね!」と先生は言うが、私は分かっていなかった。2時間座っていて分かることが少しあるかんじ。教科書の理解が甘いレベルだと、集団塾は怖い。勉強になりません。数学と英語は5月末までにやる。英単語は特に覚えるべき。覚えるしかないのです。英単語は。覚えましょう。7-8月は理科をやりたいというのがあると思う。現役生は。理科が終わるのは早くて高3の1学期。高2からやってきたことを復習するのが夏。

 

・Bさん。後悔したのは、医学部私大だと教科書の隅っこにある知識が問われる。夏は苦手補強をすべき。最後まで苦手補強ができなかった。夏のうちに潰すべき。8校合格したが、小論文は高2の冬から開始した。書く練習をしておくと良い。最近は時事問題が出る。日医はAI。国際医療福祉は医師の働き方改革とか。

 

・Aさん。推薦なので面接や小論分は参考にならないかもしれない。いろいろな情報に触れておくことが大事。夏に推薦に時間使えるように、今からやるべきだと思う。模試で化学取れなくて焦って、集団塾にいって更に焦ることになる。化学はもっと基礎的な教科書をやるべきだった。

 

・医学部受験のアドバイスについて。

 

・Bさん。理解科目が苦手で、最後まで解決しなかった。実際には合格したが。理系科目苦手だから受けない、というのはもったいない。本番は力が出ることがあります。

 

・Aさん。高校生活を楽しんでほしい。遊びでしか面接系のネタにならないこともある。苦手科目からは逃げないようにしましょう。

 

(3)医学部入試最新分析

・メディックTOMASの校長、萩原一裕から。

 

・国立含めた6校について。医学部は採用入試の側面が強いので、自分の医局の後輩を選ぶことになる。得点も大事だが、人物評価をしていくことになる。無駄を減らすことが大事。志望校からの逆算にすべき。

 

・慶応の英語。大問3。長文は2題。和訳、説明、英作文。特に最近の英語は医療系によっていない。理系の長文ばっかりやるのはよくない。栄養精神医学の論文とか。英作文は課題型。学校のレポートを盗作してしまい眠れない人に対して、コラムニストとして150字で書くとか。医学部は即戦力がほしい。英検やTOEFLに似ている。つまり4技能を求められている。慶応の過去問以外を解くのも大事になる。英検は入試の役に立ちます。取得級やCSEスコアやCEFRを志願書に書けますから。英語はツールとして使うのが医学部のかたち。再度繰り返しますが、英語は重要です。慶応の数学。70%はとりたいが、とにかく時間が無い。大問1-2は確実に取る。計算量が多い。途中プロセスを見て貰えない。標準レベルの問題をミスなく早くできることが大事。慶応の理科。理科は2科目で120分。高い計算能力。日頃から短い時間で確実に正答を導く必要がある。初見問題で、かつ計算もミスれない。化学は近年でもっとも解きやすい。論述問題が2→5問に増えた。基礎力とは、原理を一から説明できるようにするかんじ。生物。実験メインの問題は昨年通りの傾向。

 

・さて、慈恵。英語。英語は60分で大問3個。750 wordsくらい。英語の生物の背景知識が強い。英語は世界史やっている人はつよい。背景知識があるから。慈恵の英語は生物やっていると強い。意見文作成がでる。今後も増えてくると思います。授業を想定している。教授が論文を持ってきて、翌日に討論できる人が欲しいのです。慈恵の数学。これは過去5年間、同じ傾向。苦手なひとでも45%は取ってほしい。理科。物理がいわくつきの物理。力学は2022年の東大入試みたいなもの。2022年の東工大の電磁気。とても難度は高いが、教科書の知識で読み取れない内容だった。受験生は「何を言っているのか分からない!」という問題だった。これは先生の特殊事情がある。ぜんぜん標準ではない。大学でないと知らないことを出している。物理学科を擁する国立大学の問題としてならばわかるが。化学。これまで通り。

 

・横一。英語は大問3個。記述がたくさんある。国公立において、センター時代と共通テスト時代で違うこと。共通テストはE判定でも2次試験で合格している例がある。センターの時代にはありえなかったことだが。つまり、2次試験の記述の差が開いている可能性がある。855 words。マシュマロテストを生物学的に分析。パンデミックの現象学。NY Timeへの自閉症に関する寄稿文が使われている。Scientific Americanなどを日頃から読めると良い。毎年の構成が似ているので、過去問を大事。減点されない記述を書く必要がある。数学は120分。抑えた難易度。証明問題は無かった。奇をてらったことはしない。まずは幅広く標準レベルをやればよい。理科は2科目180分。物理。4年連続で単振動。物理の転換期。東大もそう。数をこなして処理をするのではなく、原理を聞いてきている。生物やっておいたら、という即戦力の流れになってきている。化学はハーバーウォッシュ法など。教科書を隅々まで読み込むことが大事。初見問題はない。論述量が多く、計算量も多い。自分の言葉で説明できることが必要。生物。論述が多い。

 

・医科歯科。英語は90分で大問1個。1,800wordsの超長文。速読はもちろん、多読的な訓練が必要になる。現在の稲作に関する問題とその解決策。400字を意識して書ける訓練が大事。数学は90分。簡単になってきているが、記述答案がしっかりかけないといけない。今年10月に東工大と統合される。理科。力学と原子。過去の傾向から変えてきた。60分で全て解き切るのは無理。問題を選ばないといけない。化学。2022年のノーベル化学賞のテーマが出ている。生化学。医学部なのでそういうことになる。生物。例年通り。

 

・千葉。英語は80分で大問3個。網膜医剥離を指摘されて価値観が変わる話。記述は答案作成技術が大事。数学は難化した。理科。2科目100分。

 

・東大。医学部に向けて作られた問題ではない。官僚養成学校の問題。手早く処理する。英語120分で大問5個。オールラウンド。リスニングも30分ある。残った時間で全部読むとか。要約あり、作文あり、リスニングもあり、用紙要約もある、いろいろなことが要求される。とにかくオールラウンド。数学150分。問題も考えるような問題は無かった。どう答案に落とすべきか。答案作成大事。国語は現代文が優しめ。しかし、点は取れない。採点基準が分からない。教授陣の考え方がかなり難しい。受験者がダメだったな、と思っても、得点できていたりする。平安時代の古文は読みづらいです。古漢は取らないといけません、東大狙うならば。理科は高い総合力が問われる。生物、最近の論文からの出題だった。東大の理科をとくには、興味や関心が大事。化学オリンピック、生物オリンピックなどにも参加するだけも価値があると思う。

 

(16:00終了)

以上

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★現時点の立ち位置:

①公文:数英国で最終教材(2024年3月)+数学P

②英検:準1級合格(2024年2月)

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Posted by senki