小1/サピックス:算数「新年会のプレゼント」を繰り返す
2017年1月21日(土)、0600-0755の筋トレ中の話。
サピックス算数「新年会のプレゼント」。一言で言うと、5つの変数の方程式(あめ、せんべい、クッキー、キャラメル、チョコレート)。まだ「=をつかった等式」という概念が無いので、「天秤」を使い、そして「線でつなぐことで変換していく作業」がポイントになります。この問題は今日が8回目くらい(?)なのですが、進化がありました。
この問題、良問ですね。
(1)プリントの全体をみるようになった
娘:「あめが何個分かだけど、右上の絵の上に、数字を書いた方が分かりやすいね。」
これは娘にとっては気づきですね。右上の絵は、5つの変数の要素が全て記載されている網羅性があるのでそこに情報を集約したほうが良いからね。これも、自分で気が付くかどうかがポイントかもしれません。
(2)組み合わせの順序
この問題は問2が実に奥深いと思っています。組み合わせは順序良く決めていく必要があります。そうしないと、全ての組み合わせのパターンを見つけられるとは限らないから。
今日は、偶然にすぎませんが、正しい順序で組み合わせを見つけていました。
サピックスでは順序が「順不同」でも正解になりますが、論理的には1つの順序しか解答になりえません。重たい要素の数をまず調整し→次に重たい要素の数を調整する、がロジックなので。
例えるならば、
僕:「部屋を掃除してください。」
娘A:「(玄関から一番遠い部屋の角から掃除する)」→全てを網羅する
娘B:「(リビングの真ん中から掃除する)」→場当たり的
という違いに似ています。今日の娘に、せんべいの順序が0、1、2、3に順序良く増えて、その結果として、あめの数が減っているでしょ、と指摘したところ、
娘:「たしかに!」
との反応がありました。どこまで娘が理解したかはわかりませんが、
揃っている
ということは気が付いた様子。また同じ問題を解かせることで、この場合分けのロジックを理解するまで、やらせたいと思います。
・・・1月組分けテストの最後の立体図の問題も見てみたのですが、作業をせずに直感で当たったというのは×よりもたちが悪い結果かもしれません。たしかに点が取れて、その結果として差がつき、親としては安心するかもしれませんが、気づきが遅れちゃうと困ります。あの問題を答えに導くロジックは相当に高度ですから。
センスの良い子供:「これは〇をいれると、これが成立しない。次に、□をいれると、これもここで成立しない。最後に、×をいれると、〇も□も成立する。だから、これが正解。」
と言えるのが唯一の正解。この問題、子どもが正解していたとしても、説明させないと、偶然なのか論理的帰結なのか、分かりませんね。だんだん、サピックスが考える「思考力」について、僕としても慣れてきました。
★現時点の取組状況:
①サピックス:小1最上位-1クラス【2017年1月組分けテストから】
②公文算数:F教材(=小6)【2016年12月16日に算数E終了テスト合格】
③公文国語:CII教材(=小3後半)【2016年11月11日に国語CI終了テスト合格】
④漢字検定:7級(=小4)【2016年11月6日受検で8級(=小3)に合格】
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