小2/トップクラス算数徹底理解編(小2):分数を理解していない
2017年10月29日(日)。
実に面白いので記録に残しておきます。
(1)ツウブン
トップクラス徹底理解編2年の、p.124。トップクラスにトライ。こういう問題。
5/6 [xx] 5/7
これに不等号を入れる。他の問題は解けているので、
僕:「通分したら?」
と言ってみたら、
娘:「ツウブンって何?」
ほぅ、これが小2か。
僕:「足し算するとしたら、どうやってやる?」
娘:「あ!分母を揃える!」
そこからの計算は速くて正確。
(2)1とは?
「つよしさんは買いものをして、持っていたお金の5/8を使ったので、のこりのお金は90円にはりました。はじめ何円持っていましたか。」
娘は全体が1だということを理解していない。90円を分母8の分数にしようとしていたので、思わず笑ってしまいました。
僕:「線分図を書いてみたら?」
線分図は書けるけど、そこで止まってしまう。全体には□が書いてあり、全体をどうしたら求められるか考えているようだ。
僕:「はい。ちょっと問題離れよう。ケーキがあります。ケーキを絵にかいてごらん。」
ケーキを書く娘。
僕:「はい、1/2を食べました。食べたところに色ぬってごらん。では、色が塗られていない、残りの部分は何?」
娘:「1/2だね。」
僕:「では、全体は?」
娘:「1だね。あっ!」
そこからは簡単。
・・・そこで思い出すのが、ちょうど1年前の反省メモ。
2017/10/07:小1/公文:分数における「1」の抽象性(算数E139(=小5)の文章題発展)
その後、計算という「処理」の技術を磨き、公文数学G(=中1)で分数混じりの1次方程式をすらすら解く娘ですが、まだまだ脳みそは追い付いていないのだなと思います。
ただ、脳みそも1年前よりは成長しているので、理解すると速い。「処理技術」が速いので、認知すると、
娘:「ああ、そういうことか。(スラスラと処理)」
で解決するようになります。
そして、小学分野計算では最も抽象度が高いであろう分数をみていて、全体と部分などの抽象的理解を高めるのは、実は漢字と公文国語にヒントがあるのではないか、と思います。対義語や類義語をやるということは抽象的な二元論に触れることになるし、公文国語による文章分解能力(=ぬきだし、とも言う)は底上げをするもの。
なーんとなく、そんな気がしてきた。
★現時点の立ち位置:
①サピックス:上位7%【2017年10月確認テスト】
②公文数学:G教材(=中1)【2017年3月24日から】
③公文国語:FI教材(=小6前半)【2017年9月24日から】
④漢字検定:5級(=小6)【2017年10月15日に5級合格(自己採点)】
⑤トップクラス算数徹底理解編:小2【2017年8月4日から】
⑥きらめき算数脳:小3【2017年10月1日から】
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