新小3/スピカ:SPICAからの挑戦状/論理力鍛錬講座「算数」

2018年01月(新小3)

2018年1月13日(土)。

 

暫く前の経験です。

 

突然届いた挑戦状

 

=quote=

SPICAからの挑戦状

論理力鍛錬講座『算数』

 

君は日本の、世界のリーダーになる。まずは100人に1人の挑戦へ。最初の一歩を踏み出す機会。SPICAスタッフ渾身の問題が君の挑戦を待つ。SPICAが贈る「思考の算数」。まずは「思考」の世界を無料で体験。

=unquote=

 

おとめ座α星。早稲アカが別ブランドで運営しているSPICA(スピカ)を知ったきっかけは、早稲アカ冬のチャレンジテストでした。

 

僕:「挑戦状が届いたぞ。」

 

娘:「面白そうじゃん。」

 

・・・ということで、参加してきました。12月と1月で、合計2回の参加チャンスがありました(内容は同じらしい)。新小3向けの「論理力鍛錬講座」は、90分一本勝負。参加人数は10~15名程度。スピカの「Room 1」と「Room 2」を接続して使っているが、机の数は決まっているので、2回の合計でも30名は参加していないのではなかろうか。

 

以下が学びです。

 

(1)教室インフラ

塾業界で最高峰だと思われます。こんな書斎欲しいですね。本棚の書籍や化石など、子供の知的好奇心を刺激する仕組み多数。フォトンは教室内部のインフラに金をかけているという説明でしたが、スピカはフォトンを凌駕。高いから当たり前ですが。尚、保護者はソファーでくつろぎながら、無料のコーヒーマシンでいくらでもおかわりができます。自由が丘に一教室のみの運営ですが、金額的にもこの地域でないと成立しえないビジネスモデルだろうなあ、とエスプレッソを頂きながら思いました。

 

(2)内容

「論理力鍛錬講座」という名の通り、算数ではありますが、論理を扱うものでした。そして、これは、僕が持つ低学年向け算数体系の仮説とも符合するものでした。やはり、低学年算数の最高峰は、「数を扱わない論理」なんですね。

 

講座の問題は合計9問。

 

①嘘つき問題

②嘘つき問題

③嘘つき問題

④うっかり発言問題

⑤車すれ違い問題

⑥一筆書き問題

⑦天秤問題

⑧組み合わせ問題

⑨和の問題

 

・・・この9問ですが、スピカによる完全オリジナル問題だと思われます。キッズBEE級の難易度ですが、キッズBEEの数値替え問題ではありません。似ているようで、似ていない。スピカは問題作成能力の高さを売りにしていますが、このよく練られた9問をみて、その売り文句は本当なのだろうなと思いました。(※高学年の保護者がみるとどこかで見たことがある問題かもしれませんが、現在進行形で新小3の保護者である僕としては新鮮。)

 

(3)集まっている新小3

娘:「凄い男子がいたよ、パパ!あの問題だけど、見ただけで解いちゃった男子が何人かいた。ほんと、見ただけだよ!そしてね、本人たちも言っていたけど、キッズBEEのメダリストなんだって。最後の問9も解けてた。」

 

僕:「凄い男子を見れて良かったね!ここにいたか~、算数男子が!。2017年6月の段階で、小2で小3をやっつけた子たちだね。」

 

娘:「もう圧倒的だね。パパの言っていた意味が良く分かったよ。あの子たちに会えて、とても勉強になった。」

 

僕:「こういう問題を考えるのが、楽しくて楽しくて夢中になる子供だね。堪能しているのだと思う。感じてしまったかもしれないけど、努力では追い付けない世界だと思う。授業でああいう算数男子に引っ張られて、算数が伸びていくと楽しいと思うよ。」

 

(4)気が付いたこと

そんな最高峰の論理問題ですが、僕が眺めていて、興味深い点がありました。

 

「犯行」

「狭い」

「違い」

「盤上」

「開催」

「獲得」

「隣り」

 

問題文にある上記漢字にルビが振られていません。先生が問題を音読したのかもしれませんが、それでもルビがありません。この程度の漢字と語彙レベルは既に獲得していることが、大前提なのでしょう。出題者としては特に意識していないのかもしれませんが。

 

(5)最高峰を目指す低学年

「論理問題を堪能している」新小3。圧倒的な存在。彼ら彼女らにとり、計算や直球算数はできて当然の基礎であり、知的好奇心を刺激しない単純作業。大手塾の公開テストというスケールでは、能力を測定できない層。

 

まあ、新小3にして、算数についてはもって産まれた資質の差が大きいのが現実ですね。なんといいますか、最高峰は目指すものではなくて、“彼ら彼女ら"が自然に集まっていく場所なんでしょうね。

 

これが現実か。

 

★現時点の立ち位置:

 

①サピックス:上位11%【2018年1月組分けテスト】

②公文数学:上位0.5%/G教材(=中1)【2017年3月24日から】

③公文国語:上位2%/FII教材(=小6後半)【2017年12月1日から】

④漢字:漢字の要【2017年12月9日から(2017年10月漢検5級合格済)】

⑤トップクラス算数徹底理解編:小3【2017年12月10日から】

⑥きらめき算数脳:小3【2017年10月1日から】

 

★ブログ村ランキング:

本ブログは娘と僕の「反省録」ですが、読者の方のお役に立てば嬉しく思います。お帰りの際に↓をクリック頂けると励みになります。

 

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ

にほんブログ村

 

Posted by senki