新小5/博物館/106:「出雲と大和」日本書紀成立1300年 特別展(東京国立博物館)
2020年2月11日(火・祝)。
「出雲と大和」展に行ってきました。
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開催趣旨
令和2年(2020)は、我が国最古の正史『日本書紀』が編纂された養老4年(720)から1300年という記念すべき年です。その冒頭に記された国譲(くにゆずり)神話によると、出雲大社に鎮座するオオクニヌシは「幽(ゆう)」、すなわち人間の能力を超えた世界、いわば神々や祭祀の世界を司るとされています。一方で、天皇は大和の地において「顕(けん)」、すなわち目に見える現実世界、政治の世界を司るとされています。つまり、古代において出雲と大和はそれぞれ「幽」と「顕」を象徴する場所として、重要な役割を担っていたのです。
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この日から後期展示開始なので、見てきました。
娘:「出雲大社の柱と模型は凄かった。あと、最初の展示品の南北朝時代の日本書紀は、これがそうなのか、という発見があった。一番の見どころは、出雲市から発掘された銅剣と銅矛かもしれないね。」
尚、「出雲と大和」という名前から連想される、「出雲 vs 大和」という古代の謎に迫る展示かとおもいきや、そのような対立構造や仮説についてはあまり解説されておらず、僕には物足りなかったです。たんたんと、「出雲」と「大和」に関する展示品がある、というかんじ。
いつぞやのNHKの特集で、「出雲対大和の抗争があり、決着がつかず、最終的に祭祀の世界は出雲が担当し、軍事と政治は大和が担当することになった」という仮説が提示されていましたが、こちらの方がずっと面白い。
僕の最大の学びは、銅剣は鍛造ではなく、鋳造品だったということ。鋳型から作られているんですね。鍛造かと思っていました。そして、銅は柔らかいからか、剣の軸の部分が丸棒で骨格となり、これに板状の諸刃がつく。
娘の関心は、
娘:「うわー、これが国宝の七支刀(しちしとう)か。。」
日本書紀に記された奇跡の刀。古墳時代、4世紀。奈良県石上神宮蔵。日本書紀には「7つの鞘をもつ刀」と記されているようです。でも、鞘に納めようがない形だが。。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語GII/上位66%【2019年12月4日から】
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