新小5/雑考:新型肺炎への対策(サピックス閉鎖の次は?)
2020年2月29日(土)、お昼の会話。
自宅ランチを楽しみながら。
僕:「まあ、文科省も塾について言及しちゃったから、サピックスも辛いだろうな。まだ発表してないけど、少なくとも来週は閉鎖されるだろう。どこかの大手塾は一旦は来週とかにするみたいだけど、"再開する"決断を、サラリーマン経営者ができるとは思えない。お、公文から連絡きたよー。やっぱり、3月一杯閉鎖だってさ。さてと、次はサピックスは何をやると思う?」
娘:「うーん、教材をくれるかな?」
僕:「他には?」
娘:「うーん・・・」
僕:「ちょっとしたオンライン授業っぽいことをやると思うよ。動画配信とか。なんでだと思う?」
妻:「ああ、そういうことね♪」
娘:「???」
僕:「考えろよ。」
娘:「塾生が困るから?」
妻:「(笑)。あなたも、まだまだねえ。パパみたいな悪い人に鍛えてもらうといいわね~。」
僕:「うん。スレていなくてよろしい。簡単な理屈だ。テキストだけ配布する方法だと、"授業料払わなくていいよね、もちろん"という保護者が一定数出てくることが予想される。そのガス抜きのために、動画配信やらなにやらで、授業をしたことにすることが必須となる。塾産業からしたら、Exit戦略が見えない内閣総理大臣砲を直撃した中、固定費である人件費を無期限で負担するのはあり得ない。そして、春期講習もパーになると、課金できない!これは、塾産業の低い利益率を考えた場合、致命傷になる。よって、保護者からクレームがこないレベルでの、動画配信や丁寧な解説などで、授業を代替せざるを得ないんだよ。」
娘:「なるほど。。たしかにそうだね。塾は"会社"であり、先生も塾も儲けるために、やっているからね。」
僕:「うん。しかし、そのサピックスの予想される行動が抱える本質的問題って分かるか?」
娘:「???」
妻:「ん?あー、なるほど、そういうことね!」
僕:「うん。そういうこと。」
娘:「なになに?おしえてよ!」
僕・妻:「だったら、最初から動画配信とかワンポイントレッスンの仕組みを導入しておいてくれよ。」
娘:「た、確かに。。」
僕:「でも、これはサピックスはしない理由があるんだよ。それは、α1にいる君ならば分かるかと思う。」
娘:「んー、なんだろ。先生と生徒の会話、かな?」
僕:「その通り。優秀な生徒を集め、その中での活気にあふれるディスカッションを通じて、皆で成長していく、ということは対面の授業でしか得られない。しかし、だ。それは、上位クラスを伸ばす方法としてはいいのだが、基礎ができていない下位クラスでは、あまり意味が無いのよ。下位クラスには、動画の方がはるかに意味がある。基礎ほどテンプレート化しやすい。親としても見ることができるし、親子で会話もできるから。何回も見れるしね。」
娘:「確かに。。私の算数のクラスには興奮すると[xx]しちゃう算数男子がいるんだけど、ああいうのは特殊かもしれない。」
僕:「だろ(笑)。なので、今回サピックスが取るであろう、"猫騙し"と言ってしまうと申し訳ないが、動画レッスンとかは、サピックスが抱える各種矛盾を明らかにしてしまうと思う。結局、誰も彼もを伸ばす塾ではなくて、家庭教育で基礎を身に着けたきた子供向けの応用塾なんだよ。」
・・・今回の新型肺炎問題、そして、内閣総理大臣砲が(一旦は)破壊してしまった塾インフラから推測されること。それは、まさしく「古き良き時代の中学受験」は完全に終了し、「令和時代の中学受験」への転換を迫られるものである。
内閣総理大臣砲が問題なのは、実は「学校を閉鎖を解除する」意思決定が超絶に難しいことである。究極的には、「完治する特効薬が開発され、その生産と供給が追い付いた時点」が最後のバックストップになるかと想像する。一時的に流行状態が緩和したとしても、その前に解除の意思決定をして、流行の再燃により子供が学校で感染して死亡とかすると、責任問題を回避するのは厳しいと思われる。
=quote=
2020年2月27日(木)19:10現在
僕:「最大の問題は、現状の何がどのレベルまで改善したら学校閉鎖が解除されるのか、今のところ示されていないことだ(2月27日19:10現在)。当面、春休みまで、とあるが、解除条件が分からないし、現状誰も提示できない。これは、不確実性、ってやつだね。お尻が決まらないのが一番困る。物事には予見可能性ってやつが一番大事なんだよ。」
娘:「なるほど。。」
=unquote=
・・・そして、この内閣総理大臣砲により、この過去数日間で突如出現した巨大な市場がある。
娘:「終わりが見えない状態に突入しちゃったから、いまごろ、RISU算数とか申込みが殺到して大変なことになっているんじゃないかな。学校も塾も頼れない。共働きの親からしたら、RISU算数とか、そういう人と会わないで済む教材って凄い必要になるよね。親からしたら凄い楽だし。あとは、パパが言っていた、四谷大塚のオンラインのやつね。あれもヒットしそう。」
正しい読みである。
既存塾インフラが(一旦)破壊されたことで、塾インフラが整っていた首都圏でさえもオンライン学習サービス需要が芽生えたことになる。
筑駒現役高校生のmolさんが率いるファーストペンギンも、僕と同じことを考えていました。今こそ、slackを活用した「塾インフラがいきなり使えなくなり、困っている保護者向けの家庭教師チャット」と、「認定NPO法人カタリバさんへの寄付モデル」をflyさせることが可能かもしれない、と。
終わりが見えない展開だからこそ、座して待つのではなく、能動的に世の中のイシューを解決していきたい。そちらの方が、楽しいですね♪オンラインでできるから、感染しないし。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語GII/上位66%【2019年12月4日から】




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