小5/コメントへの回答:「公文の先生の指導力とは」

2020年06月(小5)


2020年6月13日(土)。

 

コメントを頂きましたので、記事にさせて頂きます。

 

=quote=

いつも興味深くブログ拝見させていただいております。

公文について1つ質問させていただきたいのですが、oinsenkiさんの考える、公文の先生の指導力とは、どのようなことでしょうか?

 

我が娘(小3)も1年ほど公文に通っておりますが、繰り返しが多く、なかなか進まず現在は算数Dの終わりです。2ヶ月の公文教室休室の間、教材の無償提供等を受けて家庭で学習に取り組み、公文の定める標準完成時間よりもずっと速く終わらせられるようになりましたが、未だに繰り返しをしております。

娘の通う教室は、教育熱心な地域にありますが3学年以上の高進度の子は引っ越しで他教室から移ってきた子しかいないようです。

娘の教室では、先生に教わることはなく、先生は丸つけだけ、とのことですが、大変高進度のお嬢様のお通いになっている教室では、どのような指導法なのでしょうか?

現在家庭で丸つけをしている為、先生がある意味ストッパーのようになっており、通信等や他教室へ移った方がいいのでは、と最近悩んでおります。

=unquote=

 

僕の考える「指導力のある公文先生」は、以下条件に当てはまる先生だと思います。

 

①生徒を良く観察し、現状を把握していること。当然、採点の全てを先生一人で対応することは不可能ですので、採点アルバイト(=スタッフさん)にアウトソースしますが、先生として一人一人の生徒の進度管理表をしっかり管理していること。生徒の興味を引き出すようなインプットをして、勉強へのモチベーションを高めてくれる先生は最高ですね。

 

②生徒に何のインプットをすることが適切なのか、の仮説を持っていること。公文生によっては繰り返しが有効な場合もありますし、家庭学習で復習がしっかりとできているようならば、公文教室では先に進めることを優先した方が効率的でしょう。「うちの教室は一律で3回繰り返します」という方法の先生は、過去の指導経験上それが一般論としてお子さんの実力を伸ばしたやり方なのかもしれませんが、インターネットが存在しなかった昭和時代のやり方だと僕は考えます。令和時代には僕のようなブロガーが現場の情報を発信してしまいますので、公文教室としても競争圧力に晒されますから、「画一的な運用」を継続することは今後は困難となることでしょう。

 

③自宅採点を認めること。公文プリントを復習する絶好のタイミングは、プリントを解いた直後です。公文は通常は週に2回の通塾になりますが、数日後に採点されて直せ、と言われても子供はもう忘れています。この復習サイクルでは定着率が上がるとは思えません。よって、自宅採点はマストです。この方針に反対する公文教室の先生には、近寄らない方が良いと思います。公文教室は、初見のプリントを解き、先生が「この生徒さんはどれくらいできるかな?」と確認する場でありこそすれ、教室滞在時間に数日前に解いた問題の大量の間違いを直す場ではないと僕は考えます。

 

④教室として結果を出していること。一言聞いてみてください。「過去に何人くらい、未来フォーラムへ輩出しましたか?」と。もし、公文教室に先取り効果を求めるているのに、この答えが「ゼロです」ならば、その教室には近寄らない方が良いと思います。尚、先取りを求めていないならば、未来フォーラムへの進出数はイシューにはならないと思います。

 

⑤親とのコミュニケーションが円滑であること。メールでの円滑な連絡は当たり前かと。

 

・・・以上が、僕の考える指導力のある先生です。

 

しかし、こうして書いてみると、公文先生って大変ですよね。。

 

さて、次は、僕が「日本全国の公文教室の先生の視点」で「戦記君に反論」してみたいと思います。生業として公文とフランチャイズ契約を締結している先生からすると、なかなか言えない本音なのではないかと想像します。

 

(1)「自宅採点をきちんとできる家庭は、そんなに多くないのですよ。。毎日毎日、しっかりとお子さんの採点をしてくれれば、教室としても助かります。しかし現実的には、公文に丸投げしている御家庭が多いんです。また、いいかげんに自宅採点をされてしまうと、教室で直すのも困難になります。特に、公文の方針として「繰り上がり、繰り下がりの数字は書かないでください、それが訓練なので」と言っているのに、自宅では書いてきてしまうお子さんも多い。こうなると、教室での指導が有効ではなくなるので困ります。なので、自宅採点を一律に勧めることはしていないのです。」

 

(2)「大変失礼な発言かもしれませんが、我が子の能力を過大評価している親御さんが多いという現実もあります。単に進めることが目的になっている御家庭も、散見されます。小学校のクラスメイトよりも進んでいないと格好悪いとか、親として恥ずかしいとか。。そういうことを平気でおっしゃる方もいます。そして、繰り返しの回数を減らして前に進めて欲しいと、けっこう言われるのですが、全然定着していないんですよね。教室としてはたくさんの生徒さんを見ないといけない関係もあり、そこまで丁寧に指導することはできません。そもそも、公文公の思想としては"自分で進められる"ということなんです。お子さんがその進度なのは、教室のせいでも、親御さんのせいでもなくて、お子さん自身による成果なんです。この点をはき違えて、教室の先生の指導力が低いから、という理由でクレームを頂くと、私ども残念な気持ちになります。。」

 

(3)「公文教室は、それほど収益性が高くありません。それは、公文が設定する料金が安いからです。私たち公文教室の運営者としても、何も大金持ちになりたいと思って、教室運営をしているものではありません。お子さんの成長が、私たちの喜びなのです。最近はインターネット上での公文進度競争みたいになっており、本部としても未来フォーラムやら進度表とかで表彰していますから、これは仕方が無いことだと思います。しかし、一番大事なのは、お子さん自身が学習が好きになるように、そして学習習慣が確立するように公文教室を御利用頂くのが、一番大事なことだと思います。最近は某ブロガーさんの影響で、公文を中学受験の先取りに使うということが流行していますが、私たちはこの流れそのものは否定しません。寧ろ、公文公は喜んでいると思います。ただ、お子さん自身の調子を御家庭でも良く見て、誰かと競争するというよりは、お子さんの絶対的成長を暖かく見守っていただけると、教室を運営する側としては嬉しく思います。」

 

・・・以上、御参考になれば幸いです。

 

一番大事なのは、「高進度なのは結果論でありこそすれ、それを目指したものではない」という事かと思います。毎日たんたんと積み重ねたら、そこに到達した、というだけのことです。

 

全国の公文教室の先生に感謝!

 

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■追記(2020年6月14日)

 

アメブロ「教育・お受験」ジャンルの記事ランキングで1位でした。

 

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★現時点の立ち位置:

・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%

①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】

公文:英語HII/上位45%【2020年5月13日から】

③算数:塾カリキュラムでオントラック

④語彙:パス単3級+言葉ナビ上巻

⑤漢字:小5の深堀り中

 

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Posted by senki