小5/英語:英語学習のロードマップの仮説

2020年07月(小5)

2020年7月19日(日)。

 

SenkiChatのクライアントさんから依頼がありましたので、仮説として記事にさせて頂きます。

 

(1)解決すべき課題

現在の小学生が持つべき英語学習のロードマップとは?

 

(2)SenkiChatの内容

クライアントさんの掲載許可を頂いております。一部内容を修正しております。

 

=quote=

クライアントさん:「お子様の英語学習についての戦記さんのお考えを教えていただければと思い、質問をさせていただきます。

子供の今後の英語学習のロードマップを考える上で、先日私自身で約[xx]年ぶりに英検準一級を受験してみました。おそらく学校から受験を促されていると思われますが、同じ準一級の試験会場には高校生と思しき子達が6割程度、大学生か若手社会人が3割、残りが私のような年代いったところでした。

 

試験レベルとしては、普段偏った英語使用環境(専門用語の読み書きメインで事足りる環境)に使っているものとしては少々苦労しましたが、実際受験してみて高校在学までには、準一級はクリアしておいたほうがよい内容と思いました。パス単1級も見ていますが、このレベルの英単語も大学受験英語までに幾分かは理解しておいた方がよいだろうと感じています。

これまで日本語というバリアでいろんな面で守られていた日本でしたが、子供達の世代には全く違う環境になると思います。子供たちは社会人になる前に、暇な大学生の時に英語学習を継続する必要があるんだろうと思い、子供に提案できるように自分なり研究してロードマップを考えてみようと思っています。

 

自分には残念ながらTOEFL、TOEICなどの経験がないので、ご経験のある戦記さんが、お子さまの今後の英語学習のロードマップについて、①中学から高校在学中、②大学在学中、③大学卒業後に分けて、いつまでにどのような教材で、どれくらいのレベルの到達が必要とお考えか教えていただければと思いました。

中学受験とはかけ離れた内容でとても恐縮しておりますが戦記さんのお考えを教えていただければ助かります。長文になり申し訳ありません。」

 

戦記:「レポートありがとうございます^ ^。親御さんがまずは受けてみる、というのは素晴らしい視点ですね!このテーマはslackだと長く書けませんので、ブログ記事にして宜しいでしょうか?」

 

クライアントさん:「大歓迎です!よろしくお願いします。」

 

戦記:「はい^_^」

=unquote=

 

(3)仮説

現在の小学生が思い描くべき英語力の最終ゴールは、「(社会人になったあと)本格的に大学院留学準備を開始する"前段階"で、TOEFL iBT 100を取得しておくこと」だと思います。

 

この“前段階"というのが味噌です。本格的な海外大学院受験勉強を開始する前に、既にTOEFL 100の英語力があれば、選択肢が相当に増えるからです。

 

民間企業・霞が関・弁護士事務所・大学での「社費(国費)」での海外大学院(MBAやLLMといったマスター)派遣の選抜試験のスケジュールは以下の通りです。分かりやすくするために、2020年を基準にしてみます。

 

・2020年12月~2021年3月:所属組織での選抜試験。3月末までに選ばれることが大半。

・2021年4月:本格的に留学準備を開始するギリギリのタイミング。これより後は厳しい。

・2021年10月:キャンパスビジットや、1st roundへの出願。

・2022年1月:3rd roundの締切なので、どんなに遅くてもこのタイミングで出願。

・2022年3月:合否がほぼ確定。waitlistedになると、5月末くらいまで継続。

・2022年7月:渡航。

・2022年9月:入学して地獄のfallの開始。

 

最近は、所属組織での選抜試験への応募要件が「TOEFL iBT 100以上であること」が一般的になりつつあります。ですので、「留学できるかどうか分からないけど、とりあえず自力でそこまでは獲得しておかないと、応募すらできない」という状態になります。

 

以上から逆算していくと、理想的なロードマップとしては、以下の通り考えています。

 

①小学生時代

最低でも、中学終了の目途とされる英検3級合格レベルに到達しておく。合格すること自体は簡単です。

 

そして、中学受験で忙しくなる小6時代も、毎日10分で良いので英語に投資を継続することが必須。これができれば、中学受験終了した時点で四月の勝者になれます。

 

尚、理想的には英検準2級合格とパス単準2級まで暗記維持しておくことです。これができれば、中1でいきなり短期留学しても、吸収効率として意味のある時間の使い方が可能です。とはいっても、小5の終わりまでに英検準2級合格して小6に英語を1年間中断するよりは、だらだらと英検3級レベルを小6の終わりまで継続した方が、結果的に実力として温存されると思います。

 

以上のように、小学生時代は「英検」をKPIにしてよいと思います。

 

②中学から高校時代

学校で本格的に英語が開始されますが、最終的には英語学習は「大学受験対応」になります。

 

それはそれで進めるとして、この中学から高校時代にすべきなのは、「英語での読書(本や雑誌)」だと思います。とにかく、徹底的に、大学受験前提の問題を解くというスタイルではなく、英文の読解量を確保することが大事です。これより、リスニング力やスピーキング力も、効率良く上げることが可能になります。

 

以上のように、中学・高校時代は「英文読解量」と「暗記した英単語数」がKPIになると思います。あとは、当り前ですが、志望大学への合格ですね。

 

③大学時代

一番、ダラダラする時代ですね(笑)。もう、親のいう事なんて聞かないでしょうし、仮に親の言うことを素直に聞くような(=自立心の無い)大学生に育っていたら、その時点で教育にはほぼ失敗したことになります。

 

こういう状態ではありますが、真面目にTOEICを受験したり、TOEFLを為には受けてみる、というスタンスが大事かと思います。就職活動の時にTOEICでスコアが無いと恥ずかしい時代です。また、大学生ですので、あとは一人で自分のキャリアを構築してくれ、ということで交換留学や短期留学も可能です。実際に英語を使ったスピーキングを含めたコミュニケーションが大事ですね。

 

以上のように、大学時代は「英語を使う実践経験」と「TOEIC 900以上」がKPIになると思います。

 

④大学卒業後

さて、ようやく、ここからが勝負です。

 

社会後に勉強を継続することが、極めて重要となります。実務で英語を使わざるを得ない仕事に就いた方が、成長を促されると思います。そして、実務経験を積むと共に、TOEFLに対応できるだけの英語学習を継続する必要があります。とはいっても、問題文を解くことが大事なのではなく、やはり「英文を読み続ける習慣」と「Podcastingなどで英語を聞き続ける習慣」が大事ですね。そして、真面目に英単語を覚え続けること。

 

これができれば、TOEFL 100取得は、特別な学習をすることなくても十分可能です。

 

以上のように、大学卒業後は「TOEFL 100以上」がKPIになると思います。

 

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★現時点の立ち位置:

・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%

①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】

公文:英語HII/上位45%【2020年5月13日から】

③算数:塾カリキュラムでオントラック

④語彙:パス単準2級+言葉ナビ上巻

⑤漢字:小5の深堀り中

 

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Posted by senki