新小6:中学受験と英語についての考察
2021年3月13日(土)。
最近、他の方のブログを読むのは妻に任せています。
妻:「東大受験結果の日比谷高校の躍進と、帰国子女率に関する分析は面白かった。中学受験を回避して、高校受験というのもありかもしれない。英語はどうすべきなのだろうね。」
・・・僕としても関心があるテーマなので、現時点での考えを纏めておきます。
もともと、僕は「小学校時代の英語教育」には否定的なスタンスでした。その理由は「母語である日本語がある程度固まってから英語をやらないと、時間投資効率が悪すぎる」というものです。よって、小学校入学時点では英語をやる予定はなかったのですが、新小4の1月に公文国語K100の古文漢文を題材にした現代文での批評まで到達したので、国語を休会することにして、消去法的に英語を開始しました。小3の12月時点で、アルファベットも書けない状態でしたので。
その後、毎日地味にやることで英検3級合格と公文英語Jフレンズまで到達していて、たぶん現時点(=新小6の3月)での実力は英検準2級合格くらいなのではないかと想像します。中学受験というコンテクストで英語を考える場合、以下が僕の「事前の予想」と「現実」の違いでした。
①「新小4スタートでは英語は遅すぎる」
→実際には何の問題もありませんでした。あと1年早く開始していたら、今頃英検2級かもしれませんが、別に急いでいないので困っていません。
②「小4-5サピックスと英語を並列でやるのは厳しい」
→何の問題もありませんでした。ただし、パス単で英単語を暗記する時間を確保する、ことは重要なのですが、この時間を確保できるかどうかが鍵だと思います。
③「小6サピックスを英語を両立させるのは厳しい」
→今のところ、問題ありません。それもそのはず、パス単準2級の単語までしっかり暗記しているので、あとは復習して維持するだけだからです。公文英語Jにしても1枚/dayのペースで継続していますので、毎日の英語への投資時間は10分も無いと思います。
・・・主語と述語が明確な英語を学習することで、日本語で論理的な記述をする訓練にもなりますので、低学年の方は英語にも時間を投資しておいた方が良いと思います。但し、「パス単でしっかり暗記する」こと無くして、公文英語や英検合格してもほぼ意味が無い学習方法なので、この点には注意が必要かなと思います。
娘の場合、このまま2022年2月の受験を終えて、英語をいきなりフルスロットルで多読できるのは、中学高校での英語力を考えた場合、娘が所属するであろう母集団対比でも真ん中よりは上だと思います(とはいえ、上位25%に入るとは思えない)。それこそ、いきなり短期留学させても何かを吸収して帰国できるだけの英語力は既に獲得済みです。
中学受験は単なる通過地点にすぎませんので、小6という時間をすべて中学受験に投資するのは勿体無いと思います。数学もしかりですが。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語JI/上位6%【2020年12月8日から】
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