小6/博物館/197~199:幕末江戸三大道場(練兵館・玄武館・士学館)
2021年4月4日(日)。
娘は午前中にサピックスの全ての宿題を終え、お昼ごはん後に、妻と娘で外のカフェでまったりしたようです。まったりするのにも飽きて、体を動かしたいとのことなのでサイクリングに出かけました。
ちょうど娘は『竜馬がゆく』シリーズを読んでいることもあり、幕末江戸三大道場巡りサイクリングをすることにしました。NHK大河ドラマ「青天を衝け」でも道場が政治議論の場として出てきておりますので、実際に訪問して見るのは良いかと思います。帰りに銀座でケーキを購入したかったので、①練兵館→②玄武館→③士学館、の順序にしました。道場が出来た順は、士学館→玄武館→練兵館ですが。
『竜馬がゆく 1』のp.392には、安政諸流試合が出てきます。
=quote=
ほどなく、北辰一刀流の最高位である大目録皆伝を得、桶町千葉の塾頭になった。年、二十三歳である。
千葉の塾頭といえば、数ある江戸の剣客のなかでも、花といっていい。
この当時、長州の桂小五郎は麹町の斎藤弥九郎道場(神道無念流)の塾頭であり、土州の武市半平太は、京橋アサリ河岸の桃井春蔵(鏡心明智流)の塾頭にのぼっていた。ひとくちに、
位は桃井
技は千葉
力は斎藤
といわれる。
それぞれ当時の剣壇を三分する勢力であったが、このそれぞれの名門の塾頭を、のちの維新の立役者が占めたのは奇妙な偶然といっていい。
=unquote=
走行距離は約14kmでした。数時間あれば簡単に訪問できますし、中学受験の勉強や読書ばかりでも面白くありませんので、親子で訪問してみると良いかと思います。
・197:練兵館
神道無念流。1826年(文政9年)、初代斎藤弥九郎が九段坂下の俎橋付近に開設。のちに九段坂上(現在の靖国神社境内)に移転。有名な門下生は、長州藩の桂小五郎、高杉晋作、井上聞多、伊藤博文。
靖国神社の守衛さんに場所を聞いたら、「え、レンペイカン?うーん、たぶん南門にある史跡だと思うのですが・・・」ということで、ここを訪問する方はレアなようです。無事に発見できました。
・198:玄武館
北辰一刀流。1822年(文政5年)秋、千葉周作が日本橋品川町に開設。のちに神田於玉ヶ池に移転。有名な門下生は、なんといっても坂本龍馬です。
シュールなのが、玄武館跡は災害用トイレとして現在でも活躍しているということでしょうか。もうちょっと活用の仕方があると思いますけどね。
・199:士学館
鏡新明智流。1773年(安永2年)、桃井直由(初代 桃井春蔵)が日本橋南茅場町(現中央区日本橋茅場町)に開設し、桃井直一(2代目 桃井春蔵)が南八丁堀大富町蜊河岸(現中央区新富)に移転。有名な門下生は、武市瑞山と岡田以蔵でしょう。
尚、看板があるだけで、史跡っぽくありませんでした。目の前は公園になっており、「健康こみち」が。
娘と一緒に、「イタタタタ」と言いながら足つぼを刺激して、時代の流れに思いを馳せました。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語JI/上位6%【2020年12月8日から】
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