小6/記事レビュー:Yahoo「中学受験を控えた12月…保護者が子どもに絶対言ってはいけないこと【名門塾塾長が警告】」

2021年11月(小6)

2021年11月16日(火)。

 

・2021年11月15日:Yahoo「中学受験を控えた12月…保護者が子どもに絶対言ってはいけないこと【名門塾塾長が警告】」

 

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受験前の追い込み期は「主観的」なアドバイスを

12月になると街も慌ただしく、中学受験生を抱える家庭では、入試1ヵ月前の落ち着かない気持ちが、さらに増幅される感じがあるかもしれません。

 

特に、灘中などの最難関中を目指す保護者のなかには、小学校どころか、子どもが幼稚園に入園する前から、中学受験の準備を始めたという家庭も珍しくありません。長い時間、子どもと二人三脚を続けているわけですから、翌月に控えた本番を前に、まるで「自分の入試」のように落ち着かない気分になってしまうのもとてもよくわかります。

 

ですが、受験するのは親ではなく、子どもなのです。年が明ければ、試験会場となる教室で、たった一人で戦わなければなりません。

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やはり、御三家志望者(関西だと灘などになる)は、中学受験市場の中でも独立した集団であることが、この記事からも分かります。

 

①御三家受験 = いかに脱落しないかの競争

 

②御三家以外の受験 = いかに成績を上げていくかの競争

 

・・・ゲームのルールがまったく違いますね。偏差値表を見ると、「御三家」とその下にある「御三家以外」は偏差値で連続しているように見えますが、両者は異なるマーケットです。

 

2020年7月に「小5/算数:算数男子と「敗者のゲーム」」という記事を書きましたが、小6の11月になると、この意味をじわじわと実感してきます。

 

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p.21

 

機関投資家の証券運用を「勝者のゲーム」から「敗者のゲーム」に変えたものは何なのか?それについて分析する前に、この二つのゲームの本質的な違いを検討してみよう。

 

TRW社の著名な科学者であるサイモン・ラモは、「勝者のゲーム」と「敗者のゲーム」の決定的な差を、『初心者のための脅威のテニス』という本の中で明確にしている。すなわち、テニスには二種類のゲームがあり、一つはプロ及び天才的アマチュアのゲームであり、もう一つはその他大多数のゲームである、と。

 

どちらのゲームでも、プレーヤーは同じ道具、服装、ルール、得点計算方法、そして同じ作法と慣習に従うが、この二つはまったく異質のゲームである。両者の統計的分析の結果、ラモ博士は次のように要約している。「プロは得点を勝ち取るのに対し、アマはミスによって得点を失う」

 

エキスパートたちのテニスでは、最終結果は勝者の行動によって決まる。プロのテニス・プレーヤーは長いラリーの末、強力で正確なショットを放ち、敵の手の届かない所へ打ち込んで勝利をつかむ。こうした一流のプレーヤーはめったにミスを犯さない。

 

アマチュアのテニスは、これとはまったく異なる。素晴らしいショットとか、エキサイティングな長いラリーといったものはなかなか見られない。ボールはしばしばネットにかかり、ラインの外へ出る。ダブル・フォールトも珍しくない。アマチュア・プレーヤーは敵をやっつけることなどめったにできず、いつも墓穴を掘って終わる。得点のほとんどは相手のミスによるものだ。試合に勝つのは、相手の失点が多いからだ。とすれば、私たちはミラクル・ショットを決めようとするのではなく、とにかくミスの少ない、確実なテニスを目指すべきである。

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以下に書き換え可能です。

 

“すなわち、中学受験には二種類のゲームがあり、一つは御三家を目指すトップ層中学受験生のゲームであり、もう一つはその他大多数のゲームである、と。"

 

 

 

 

★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語KI/上位5%【2021年8月6日から】

 

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Posted by senki