僕の中学受験:②/9 「お前は人間じゃない」
2016年7月9日(土)。
(続き)
5. 小学校5年生、3月某日の人生の転機
当時、その地元で高実績を上げている進学塾のクラス編成は、6年生で4クラス。1クラスに20名以上はいたように思う。
僕は偏差値40台前半なので、当然のように、最下位クラスからスタートしました。
送迎も含めて、親のマネジメントはゼロなので、自分で自転車をこいで、雨の日も風の日も、塾に行っていました。そして春期講習だったかと思いますが、夜、それは起こりました。
春の夜、湿った空気がこもる自転車の置駐輪場。蛍光灯の光が点滅する中、授業が終わった中学受験戦士たちが、自分の自転車にまたがり、勢い良く出て行きます。そんな、混雑している駐輪場で、僕は自転車で同級生と思われる塾生の足を踏んづけてしまいました。
同級生:「おい、俺に何するんだよ!俺の足を踏んだよな!」
僕:「ごめんね。混んでいるから、ぶつかっちゃったんだ。」
同級生:「見ない顔だな。お前、何クラス?」
僕:「xxだけど。」
同級生:「ははははははは!何、お前、xxなの?一番下の糞クラスじゃん。俺は、○○。一番上なんだよ。お前は、人間じゃないんだよ、分かる?なんで、xxのくせに、○○の俺の足を自転車で轢くの?ちょっと許せないなあ。俺が怪我でもしたら、どうするわけ?」
・・・僕が思ったことは、彼に対して怒りを覚えることでもなく、自分を恥じることでもありませんした。ああ、競争に負けるということは、こういうことなんだ、ということでした。中学受験という「世界」を認識した瞬間でした。
あの夜、僕は大人になりました。
(続く)
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ディスカッション
コメント一覧
「いいね」ではありませんねヽ(`Д´)ノ
ハッキリと言われたことはありませんが、
遠回しに同じことを言われた経験アリです。
その後の相手を眺めるのが、私は好きです
けれどね(怖っ!)
今回は自己紹介を。なかなかブログが開設できませんで。
私も中学受験生経験者です。
転勤族の育ちで、準備もなく小5の春から四谷大塚に通いました。成績は振るわずその後の大学受験も悪く、良妻賢母系(笑)女子大から大企業の一般職OLになりました。
夫は中学経験ないどころか、公立一本塾無しで東大に入り、大学関係の仕事をしています。夫の両親もおじおばも大学には行っていません。
そのためか、夫は娘の勉強にノータッチです。
この二回分の記事でoinsenki様のバイタリティと強さが、少し理解できた気がします。
そしてお父様の気持ちがじんわり伝わってきて,涙がで
そうです。
馬鹿にする子、昔からいました。
同級生でそういうタイプの子は、結局ニートになりました。
いまでも中学受験でイライラして、他人に攻撃する子(特に男子)がいるそうです。
学校で下級生をいじめたり、sapixではありませんが塾で男子同士喧嘩して、、骨折まで暴力をふりあったり。
大人になると受験で心を病むなんて、もうそれ自体で敗北なのだと思います。
もっと大変なことが、人生にはありますよね。
>nnn-bbbさん
子供には子供の世界があり、序列があるから仕方ないかな、と今では思います。なんでもそうですが、はっきり言われたほうが後々のためになることもあり、また後々のためにする姿勢が大事かな、と思います。
もちろん、ムカツキましたが☆
>DKBGさん
むかつきますよね。でも、その後、「お前は人間じゃない」と言った同級生とは、同じ中学に進学し、親友になりました(笑)。