僕の読書メモ:『口笛吹いて』(重松清著)
備忘メモ。
(1)書籍名
『口笛吹いて』(重松清著)
(2)感想
「口笛吹いて」、「タンタン」、「かたつむり疾走」、「春になれば」、「グッド・ラック」。主人公と同じ40代近辺の親として、小説に描かれる親子の関係、夫婦の関係に、感情移入してしまいます。
=引用=
誰だって、自分の子供が負ける姿など見たくはない。けれど、いつまでも勝ちつづける子供は、きっといない。勝ち負けなんてどうでもいいんだ – と言うのは、やはり、なにか偽善のような気がする。まっすぐな悔しさだけですむ、ねじれたり濁ったりしない負け方を、僕は息子に教えてやれるのだろうか。
=引用=
重松清の小説は、登場人物があまり幸せになれないケースが多いのだけど、その割り切れない歯がゆさも含めて、僕は好きです。自分、そして、将来の自分を投影してしまいます。
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