僕の遊び:2016-2017狩猟/12回目/コガモ5、ハシボソガラス1(前編)
2017年2月4日(土)、早朝から昼に狩猟。
夕食での会話。
僕:「いやー、今日の狩猟は興味深かったよ。」
娘:「ハシボソガラスだけど、観察して面白かったよ!」
僕:「あのカラスだけどさ、畑の中にいたんだ。その距離、パパから60m。これだけの距離があると、パパの銃で狙うのはとても難しいんだ。でも、カラスは有害鳥獣に指定されていて、パパの所属する猟友会からも、「見つけ次第、獲れ!」という指示がきている。それに、そのカラスを駆除した証拠として切った足を提出すると、報奨金までもらえるんだよ。」
娘:「どうやって、当てたの?」
僕:「パパは座り撃ちが得意なんだ。地面に座り、銃を構える。弾は放物線を描くので、距離により着弾点が変わる。普段は30~40mの距離でカモと戦っているのでそれには慣れているけど、60mはとても遠い。つまり、スコープの照準に合わせると、弾は下に落ちてしまう。だから、パパの勘で修正したんだ。
構えて、パンッ。
その0.5秒後くらいに、カラスが羽を広げて、もんどりうって地面に横たわり、動かなくなった。カラスの羽は装甲版のようになっていて、弾から胴体を守る。その一発で動かなくなったのをスコープの中で見て、これはヘッドショットだなと思った。つまり、一発で脳みそを破壊したわけだ。」
娘:「へー、凄いじゃん。」
僕:「これまでの狩猟経験の中でも、ベストショットだったかもしれないね。ゆっくり歩いてカラスを回収しに行ったけど、カラスを見てみると、やはりヘッドショットだった。ここまで見事だと、きっとカラスは自分が死んだ瞬間も知らないと思うよ。」
僕:「ところで、なんで、パパの猟友会から、カラスを見つけ次第撃ち殺せ、って指示がきているか分かる?考えられる理由を言ってごらん。」
娘:「そうだねー。カラスが増えすぎて、畑を荒らしたり、人を襲ったりしているからじゃないかな?だから人間が殺さないといけなくなっている気がする。」
僕:「その通りだね。では、なんで猟友会は、報奨金を払うんだろうか?」
娘:「カラスを食べる目的でとるひとはいないからじゃないかな。お金を貰える仕組みにしないと、だれもカラスを撃たないもんね。」
僕:「そうなんだよねー。まあ、大した金額じゃないけど、カラスの足を切断して渡せば、それが証拠になり、お金を貰えることになる。」
僕:「では、なんでカラスは増えすぎたのだろうか?」
娘:「人間が出るごみによって、カラスは人間の食べ残しを食べて、カラスは増えていった。簡単に言えば、人間が出すゴミが原因。で、カラスは増えすぎた。」
僕:「そうだね。」
僕:「他にも増えすぎた動物っているよね。シカとかイノシシとか。なんで増えすぎたのだろうか?」
娘:「それは、ニホンオオカミが絶命したから。シカとかイノシシを食べる動物がいなくなったから、増えすぎた。」
僕:「そう。だから、パパみたいなハンターが、シカとかイノシシを殺さないと数が増え過ぎちゃうんだよ。」
妻:「でも、そうならばなんで、ドバトは狩猟対象鳥獣じゃないの?」
僕:「・・・そうだな。なんでなんだろうな。キジバトは獲っていいけど、ドバトはだめだ。」
妻:「直接の被害が人間にないから、かもしれないね。」
僕:「娘よ、そもそも地球上で一番増えてしまっている動物って何だと思う?」
娘:「シカかな。いや、シカは都会にはいないな。イノシシも違うね。鳥じゃないだろうし。うーんと、、、ひょっとして、人間?」
僕:「その通り。人間だ。では、なんで人間が増えると困ることになる?」
娘:「自然を無くしちゃうからかな?」
僕:「そうだね。あと人間は何をする?」
娘:「いろいろと物を作って捨てるよね。あと、いろいろと燃やす。」
僕:「何を燃やす?」
娘:「木かなあ。あとは蒸気機関車みたいなやつ。」
僕:「そうだね、石炭とか石油だね。では、石炭とか石油はどこからとる?」
娘:「それは知らないなあ。」
僕:「カンブリア紀から全部言ってごらん。」
娘:「カンブリア紀、オルドビス紀、シルル紀、デボン紀、石炭紀。あ!石炭だ!」
僕:「つまり、石炭はどこにある?」
娘:「地面の中だね。昔の植物の化石だよね。それを燃やすから、地球が熱くなる。」
僕:「まあ、熱というよりは二酸化炭素という気体が原因なんだけど、まあ燃やすから熱くなる(暑くなる)と考えておいて、今はいいよ。」
夕食は続く。
★現時点の取組状況:
①サピックス:新小2最上位-1クラス【2017年1月組分けテストから】
②公文算数:F教材(=小6)【2016年12月16日に算数E終了テスト合格】
③公文国語:DI教材(=小4前半)【2017年1月31日に国語CII終了テスト合格】
④漢字検定:7級(=小4)【2016年11月6日受検で8級(=小3)に合格】
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