小1/漢字検定7級(=小4):漢字学習のBest Practice(2017年2月5日版)

2017年02月(新小2)


2017年2月5日(日)。

 
小1での漢字検定対策ですが、僕の経験を纏めておきます。主に、自分用の反省録ですが、これから対策される方の参考になれば幸いです。前回版は、2016年12月でしたので、そこからupdate。
 
・・・というのも、世の中には「テキスト」や「問題集」は腐るほどありますが、「効率的な勉強の段取り」については殆ど解説されておりません。そして、その段取りこそが、中学受験で結果を出している家庭内部のノウハウ(=しかし、当たり前のことなので形式知になっていないし、周囲に言うこともない)だと思います。
 
もっとも、僕が考えるBest Practiceは、対娘でのBestなのであり、どこまで汎用性があるかは分かりません。しかし、この反省録の読者の方からのフィードバックも含めてPDCAサイクルを回したいので、現時点のものを纏めておきます。コメント等、大歓迎です。
 

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■漢字学習のBest Practice(2017年2月5日版)

 

(1)子供の漢字理解のステップ

①漢字「そのもの」を知っている(=書ける)

②漢字を「どう使うか」を知っている(=読める、読み仮名→漢字書き取り)

 

上記①ができなければ、上記②はできない。

 

しかし、世の中の大半のテキストは、上記①と②を同時に行う、つまり、「漢字書き取り練習」をちょっとだけして、すぐに「問題を解く」。これは非常に効率が悪いと僕は思う。徹底的に①を固めたあとに、②に移行すべき。

 

(2)漢字検定をクリアするための教材と使い方

使うのは、漢字検定協会が出版している、以下3冊で十分。

 

①「いちまるとはじめよう!わくわく漢検」(いちまる)

「(1)①漢字「そのもの」を知っている(=書ける)」、ことに対応するもの。書き順が、数字ではなく、一筆ごとに書いてあるので分かりやすい。また、5級(=小6)まで同じサイズ、体裁のテキストが揃っているのもポイント(※4級以後はいちまるはありません)。

 

大事なのは、漢字に娘が知っている語彙の代表例を設定して、その語彙を読みながら漢字を書くこと。この段取りが、極めて重要。

 

(いちまる7級の1日目)

きせつの季

きのめの芽

せつぶんの節

がいちゅうの害

かこむの囲

ふうけいの景

かじつの果

きこうの候

 

よって、初回の漢字学習は、僕と娘が一緒に勉強する必要があり、ちょっと大変。しかし、1回代表例を設定してしまえば、あとは娘が一人で回せる。

 

尚、漢字を書く回数は、「常に2回」とする。新出漢字も、間違い漢字も、常に2回。パターンにより回数を変えることは、無駄に脳みそのエネルギーを消費することにつながる(特に長時間勉強する場合は、無視できない労力になる)。また、3回以上書くことはあまり意味が無い。

 

また、「いちまる」シリーズの問題を解いてはいけない。この問題を全部とけても、漢字検定に合格できる範囲をカバーしていない、つまり、網羅していない、ことが理由。いちまるは、漢字そのものの学習に特化して利用すべき。

 

②「漢字学習ステップ」(ステップ)

「(1)②漢字を「どう使うか」を知っている(=読める、読み仮名→漢字書き取り)]に対応するもの。

 

内容が濃い。漢字検定の試験範囲を全てカバーするのみならず、プラスアルファがある構成になっている。内容が濃すぎる気もしますが、語彙戦闘力強化にもつながります。

 

8級(=小3)まではワイド版、つまりA4の大きいテキストがあり、こちらのほうが使いやすい。7級(=小4)以後は、小さいものしかない(ワイド版を作って欲しい!)

 

段取り上のポイントは、ステップは2冊用意すること。

 

・ステップ1冊目:空欄のまま。これを問題集とする。

 

・ステップ2冊目:予め、答えを書いておく。こうすれば、答えを探す時間をゼロにできる。漢字勉強で最も無駄な時間は「答え探し」。答えをはじめに書いておくことで、答え探しの時間を削減可能。解答を見ながら丸付けするのは、時間投資効率の観点からアホの極み(少なくとも僕にはそんな捨てる時間は無い)。尚、僕も7級は娘に答えを書いてもらいましたが、間違えた漢字を書くケースが散見。よって、親が書くべき。僕は字が綺麗な妻に協力してもらうことにしました。

 

③「過去問題集」(過去問)

実物大の「実物大過去問 本番チャレンジ!」もありますが、5回分くらいしかないので、本になっている方が良い。拡大して実物大のB4にして解く。

 

尚、初めて漢字検定を受験する場合には、「何が求められるのか?」を理解するために、まずは過去問を解いた方が良い。

 

漢字検定7級では、合計7回解きました。

 

(3)漢字学習のレバレッジ

①ステップを解いて漢字を書けない場合、僕が「代表例」で言い換える。これで書ければ、上記(1)①はクリアで、上記(1)②の問題だと確定する。

 

もし、代表例で漢字を書けなければ、即いちまるに戻り、漢字そのものの復習を開始すべき。僕は7級対策で2016年12月の一ヶ月を無駄にしてしまいました。漢字そのものが書けないのに、ステップの勉強をするのは時間の無駄です!

 

②過去に実際に見た記憶と結び付ける。例えば、「雲海」「下界」。「富士山に登った時に、頂上から見たよね」と。実際に「見た」情景とのコネクションを作る。

 

③新規に実際に見させたり、体を動かして、記憶に結び付ける。例えば、「窓を開け放つ→実際に窓を勢いよく開ける」、「大西洋→地球儀をみせる」、「七味とうがらし→冷蔵庫から持ってくる」。

 

④語彙力

言葉力1100は小4までの言葉なので、7級との相性が良かったです。換言すると、7級レベルの漢字がまだであるうちは、言葉力1100の語彙を漢字の表意文字として意味を推測できないので、定着率が落ちます。

 

⑤絶対的読書量

読書により見たことがある漢字、語彙、これと漢字検定の学習が絡むとレバレッジが効きます。7級をやるならば、偕成社文庫をスラスラと楽しめるレベルにないと辛いと思います。

 

(4)試験直前対策

2週間前までに、「いちまる」「ステップ」「過去問」を終わらせる(※8級では体調不良のトラブルがあり3日前にようやく終わったが間に合ったがギリギリ。7級は予定通りとなった)。

 

その後は、「ステップ」と「過去問」で間違えた問題を、ひたすらに書く。尚、読むだけでは定着しないので必ず2回ずつ書くことが大事(※読んだだけで漢字が書けるようになる子供は天才。凡人娘では無理)。

 

(5)試験本番

8級(=小3)の試験時間は40分だが、ゆっくり解いても20分で終わる試験。

 

7級(=小4)の試験時間は60分だが、ゆっくり解いても20分で終わる試験。

 

試験直前に娘に説明するルールは、

 

①とにかく丁寧に書く。しかし、ゆっくり書きすぎると、漢字を書く勢いがなくなり忘れるので、ほどほどに。

②分からない問題も、あとで見直すと思い出すことがあるので、繰り返す。

③空欄を作らない。あってそうな答えを書く。

 

(6)合格基準

①8級(=小3):

40分間のテストで、150点満点中80%程度で合格。

 

②7級(=小4)、6級(=小5)、5級(=小6):

60分間のテストで、200点満点中70%程度で合格。

 

(7)試験結果

「しんにょう」や「止め、跳ね」、そして「漢字のバランス」、は、丁寧に書けば丸を貰えるくらいの厳しさです。サピックスの基準はとても厳しいので、それに合わせればよい。

 

(8)漢字書き取りの絶対量

凡人娘の場合、7級の試験前一か月間では、「500~1,000個/day」でした。これが多いか少ないかは不明。しかし、親がどれだけ段取りを考えようとも、勉強するのは本人。

 

(9)漢字検定のインセンティブ

娘:「漢字を覚えると、たくさん本が読めるようになる。これが面白い。

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★現時点の取組状況:

①サピックス:新小2最上位-1クラス【2017年1月組分けテストから】

②公文算数:F教材(=小6)【2016年12月16日に算数E終了テスト合格】

③公文国語:DI教材(=小4前半)【2017年1月31日に国語CII終了テスト合格】

④漢字検定:7級(=小4)【2016年11月6日受検で8級(=小3)に合格】

 

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Posted by senki