小1/サピックス:1月度復習テストの答案からの学び

2017年02月(新小2)

2017年2月7日(火)、夜。

 
分析してみました。
 
(1)算数
答案用紙が汚れていない。つまり、手を動かして作業していない。直感で解こうとしている。
 
→娘に説明したところ、「作業」の意味が分かっていないことが判明。つまり、「作業しよう」が意味が無い指示だったことが判明。「手を動かして工夫しよう」と言ったら、「ああそういうことね」との反応。今後、習慣にさせます。
 
(2)国語
見てみると、ちょっとしたところで点を落としている。
 
しかし、最後の4(7)は難しい問題ですね。
 
=quote=
「しんせつ、いちばーん!」とミスズちゃんがいったのは、なぜですか。もっともふさわしいものをえらびましょう。
 
ア:ダイスケくんの やさしさを ほめたかったから。
イ:ダイスケくんの まじめさが、うれしかったから。
ウ:ダイスケくんの しょうじきさに おどろいたから。
=unquote=
 
この設問は、大変よくできています。まるでGMATのVerbal SectionのReading Comprehensionにそっくり。
 
まず、「ウ」が落ちます。驚いた、ということはないから。しかし、「しょうじき」という単語が2行前にあるのでそこでひっかけている。
 
なので、ウで間違えた子どもは、精読できていない。娘はウで間違えたので、論外。
 
アかイで悩むところ。
 
・・・と娘と話をしていたら、ここでなぜか妻が参入。
 
妻:「これはアでしょ。文章の全体を考えると、ダイスケ君がやさしいことに対して言ったんだから。」
 
僕:「あー、その発想、GMATでは点とれないよ。GMATは5択だから、最後の2問で絞れなくなる。そして、小1のこの国語の問題でも×だね。答えは合っているけど、それは偶然に過ぎないよ。この問題、3択だから偶然あたっただけだよ。」
 
と言ったら、妻は怒りだしました。しかし、僕が正しいのだから仕方がない。
 
なぜ、イではなく、アなのか?
 
以下がロジック。
 
①「みんなが大はくしゅ」=ほめている
②「みんな」は「ミスズちゃん」を含む。(ミスズちゃんだけが拍手していない可能性が低い)
③「しんせつ、いちばーん!」=しんせつなので、やさしさ
④「ミスズちゃんがいったのはなぜですか」
 
そして、問題の指示は「もっともふさわしい」なので、アになります。イが絶対に該当しない、というだけの根拠は、問題文には示されていない(「まじめさ」と「うれしかったから」は文意に沿う)。しかし、優先度でアに劣る。
 
ミスズちゃんだけが、拍手していなかったら、みんなに含まれないので、むしろイが正解になるでしょう。
 
サピックスの解答は実にシンプルですが、上記くらい説明してもいいとおもうのだがなぁ。
 
・・・結局、日本語の試験でも、英語の試験でも、「動詞」が決め手になるんですよね。まったく、サピックスの国語は秀逸。算数が「?」なのですが、国語は手放しで凄いと思います。
 
 

★現時点の取組状況:

①サピックス:新小2最上位-1クラス【2017年1月組分けテストから】

②公文算数:F教材(=小6)【2016年12月16日に算数E終了テスト合格】

③公文国語:DI教材(=小4前半)【2017年1月31日に国語CII終了テスト合格】

④漢字検定:6級(=小5)【2017年2月5日に7級(=小4)受検し結果待ち】

 

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Posted by senki