中1/記事レビュー:Yahoo「中学受験、志望校に「ギリギリで合格」したわが子…入学後、中高で苦しむのか」

2022年11月(中1)

2022年11月22日(火)。

 

・2022年11月22日:Yahoo「中学受験、志望校に「ギリギリで合格」したわが子…入学後、中高で苦しむのか」

 

=quote=

聖光学院(神奈川県横浜市/男子校)の中学入試委員長・國嶋応輔先生は相関係数を具体的に示してくれました。

 

「入試得点とその後の成績の相関関係は『緩く』存在している、という程度です。例外のほうが圧倒的に多い。データ分析すると、相関係数として0.3程度です。本校は第1回入試(2月2日)と第2回入試(2月4日)がありますが、1回目入試は500番台で不合格だった子が、2回目入試は100番台で合格することだってあります。その問題によって発揮される実力が大きく変動するということでしょう」

 

なお、相関係数は正と負の方向をマイナス1~プラス1までの強さで示すことで2つのデータ群の関係性を表します。おおむね0.0以上~0.3未満は「ほぼ無関係」、0.3以上~0.5未満は「非常に弱い相関」、0.5以上~0.7未満は「相関がある」、0.7以上~0.9未満は「強い相関」、0.9以上については「非常に強い相関」があるとされています。

=unquote=

 

正しい記事なのですが、矢野さんの分析アプローチは底が浅い傾向があるので勿体ないと思います。

 

実は、以下は両方ともfactなので。

 

①中学受験の入試本番での順位と、その後の成績は相関関係が低い。(→矢野さんが指摘しているのはこの部分)

 

②中1の1学期の成績(中間テスト+期末テスト)での順位と、その後の成績は相関関係が高い。(→各学校が同じことを言っていると思います)

 

・・・つまり、「①→②のギャップとは何か?」まで分析しないと、意味のある論考にならない

 

リアルタイムで中1を生きている娘が所属する市場を分析すると、以下が、①→②のギャップの正体だと僕は考えます。仮説ではありますが。

 

a) 中学受験算数と、数学で求められる練習方法の違い。算数において閃き型の才能を持っていて、これをフル活用して中学受験算数は楽しかったが、地味な基礎訓練をコツコツやらねばならない中学数学になると「つまらなすぎて」練習を怠る。算数で得ていたアドバンテージが消失するので、一気に成績が落ちる。

 

b) 地道な暗記を嫌うか、こなせるかの違い。これも算数天才型に多いですが、地道な暗記を嫌う傾向あり(面倒くさいから)。そうすると、英単語暗記はもちろん、学校の各教科の地道な暗記を嫌うことになるので、そりゃ成績が下がります。

 

c) 小学生時代の英語のアドバンテージ有無。中学受験専門家の底の浅い分析をみているといつも思うのですが、専門家は「深さ」はあるが、「視野が狭い」。見えていないのですよね。誰でも知っている通り、幼少期や小学生低学年時代に英語投資に走る保護者は多い。そして、そのアドバンテージは、中学受験を経ても完全には消失せず、中学受験終了後にゼロからスタートする層とはかなりの開きがある。英語力は中学受験では選考基準ではないので、上記①には関係ないが、②には関係がある。英語をロケットスタートできるのか、スクラッチからやるのかでは、成長速度が全く異なります。

 

上記が仮説です。

 

恐らく、以下の調査をすれば、データとして確認できるはずです。

 

(i)中学入学時点での英語力と、上記②の関係。

 

(ii)閃き天才型かコツコツ努力型かと、上記②の関係。

 

 

 

 

 

★現時点の立ち位置:

①公文:英語LII、数学M、国語L

②英単語:2022年8月にパス単1級を開始

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Posted by senki