僕の学び:過去問を解く意味
2018年5月10日(木)。
公開テスト系の過去問を解く意味について考えてみました。
1. メリット
小学生が受験するテストであろうが、社会人が受験する資格試験だろうが、全てのヒントは過去問にあると考えます。以下が分かることがその理由。
①難易度:
純粋な難易度(テストを受験する層での正答率)
②傾向:
計算、文章題、図形、試行錯誤、思考力、論理問題、等
③形式:
試験時間、分量、解答方法(選択式、記述式、マークシート式)
過去問があるのに、それを分析しないで受験するのはもったいないと思います。なぜならば、きちんと対策をして試験に臨む受験者は一定数いるから。
2. 過去問を解く意味があるかどうか
(1)キッズBEE
分析したところ以下の通り。
①難易度:
高い(低学年算数の最高峰。、塾や家庭学習組の最優秀層をターゲットとし、ずば抜けた優秀層を抽出することが目的)。
②傾向:
思考力系に特化
③形式:
60分の時間で8~9問。解けない問題を見き分け、解ける問題を解く取捨選択が必要。
過去問や類似問題(明日への算数)を解く過程により、算数オリンピック協会が求める算数能力が上がると思います。定型問題はあまり無いので、過去問をやり込むことで「慣れて」点数が出る、というよりは、「能力が向上して」点数が出るように思います。
(2)四谷大塚全国統一小学生テスト
分析したところ、以下の通り。
①難易度:
低い(日本全国を対象とし、正規分布になるように設計されている)
②傾向:
直球算数
③形式:
小3の6月は35分。しかし問題数はとても多い。いかにミスすることなく、最後の時間がかかる大問に辿りつくかが勝負。
最後の大問以外、難易度が低い直球算数なので、この過去問を解きまくる意味は低い。しかし、時間配分の慣れと、マークシート特有のクセには慣れた方が、より正確に実力を測定できると思います。
3. 結論
どんな試験も結果が全て。世の中に過去問や教材は腐るほど存在する。受験者が持つ時間は平等なので、それらを如何に活用して結果を出すかが大事。
何らの対策をせず、純粋なリトマス試験紙として活用するのも手だが、その場合は結果に一喜一憂する必要無し。周りの受験生はしっかり対策しているから。
尚、どんなテストだろうが、過去問を入手してしっかり対策を考えることで、親も子供も、今後の試験に対する対応能力が増していく。
4. 忘れがちなポイント
最大の公開テストは「入試本番」です。
★現時点の立ち位置(塾以外):
①公文数学:上位0.6%/H教材(=中2)【2018年1月19日から】
②公文国語:上位1.4%/GII教材(=中1後半)【2018年4月19日から】
③漢字:漢字の要【2017年12月9日から(2017年10月漢検5級合格)】
④漢字:漢検ステップ4級(=中学前半)【2018年3月31日から】
⑤計算:マスター5年【2017年12月22日から】
⑥思考力算数:キッズBEE過去問【2018年2月25日から】
⑦思考力算数:明日への算数【2018年4月29日から】
(以下は2018年6月キッズBEE大会準備のために中断)
・直球算数:トップクラス算数徹底理解編小3【2017年12月10日から】
・思考算数:きらめき算数脳小3【2017年10月1日から】
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