小4/社会:歴史のカケラ②(歌川広重の浮世絵/蔦吉版東海道五十三次)
2019年10月7日(月)、夜。
終わってしまった、東海道サイクリング。無事に帰宅したので、自宅にてセレモニー。
僕:「本当にお疲れ様。東海道サイクリングのプロジェクト完了を記念し、パパからプレゼントがあります!」
娘:「何?」
僕:「開けてみて。」
がさごそ。
娘:「うわぁ・・・。」
僕:「歌川広重の本物の浮世絵です。版元は、蔦吉版にした。これくらいのサイズじゃないと、見ていて疲れちゃうから。保存状態と色には拘り、探しに探した。
場所は、東海道五十三次の「吉田」。今の豊橋だね。奥にあるのは、吉田城。豊橋では、ほら、宿に泊まったよね。あの翌日、朝日が差し込む豊川の橋を渡ったでしょ。
江戸時代の、あのあたりの風景だね。江戸時代の東海道で橋をかけることが許されたのは、徳川家ゆかりの岡崎と吉田だけ。東海道は、日本橋と京都三条大橋間ということもあるので、パパはどうしても江戸時代の木造の橋の構図が欲しかった。あの豊橋での宿はなかなか楽しかったから、思い出を記念すべく「吉田」にしたんだ。
刷られたのは、弘化4年(1847年)から嘉永5年(1852年)の間だそうな。この「嘉永」って聞いたことがあると思う。嘉永6年、つまり1853年にペリー艦隊が来航した年だね。つまり、この浮世絵は、江戸時代の最後の太平の世の雰囲気を残しているんだ。これも、この蔦吉版にした理由の一つです。
東海道サイクリングの完遂、改めておめでとう。おやすみなさい。」
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス50%、中学入学後50%
①公文:数学J(=高校基礎)/上位0.3%【2019年01月29日から】
②公文:国語J(=高校基礎)/上位0.3%【2019年05月07日から】
③公文:英語F(=小6)【2019年09月03日から】
④算数:塾カリキュラムでオントラック
⑤語彙:パス単5級+言葉ナビ上・下+ことば1200
⑥漢字:小4を深堀り完了、宝物を探す日々
ディスカッション
コメント一覧
おめでとうございます!素敵なプレゼントですね(^ ^)。
お写真は、懐かしい場所もありました。また行きたいな。
>桔梗ママさん
ありがとうございます^_^。完全に親の趣味ではありますが、娘も気に入ってくれたようです。幕末、明治、大正、昭和、平成といった時代の移り変わりを生き残った作品は、生命力に溢れています。この広重を手にした昔の誰かが大切にしたからこそ、令和の時代に存在しているわけですし。