小1/サピックス:後期保護者会に参加
サピックスの保護者会に参加してきました。
僕が参加したのは、初めてのこと(妻が3月の入室説明会に参加)。そして、僕がサピックスの先生と話をするのは初めてのこと。先生はやはりプロですね。言葉の節々から、教え方も含めて試行錯誤に試行錯誤を重ねていることが分かりました。
(1) 結論
僕が最も関心があったイシュー。それは、公文算数を今後どうするか?小1で中学分野まで踏み込んでしまって良いのか?この質問をするために保護者会に参加したようなもの。
結論として、「公文算数をガンガン進めて全く問題無い」。
①公文算数が進んでおり年内に小学分野終了するが、中学分野(方程式など)を学ぶことによる弊害はないのか?
→小4まではサピックスのカリキュラムに余裕があるので、負担に思わないならばガンガン進めて差し支えない。小4に入ったら、実質的に公文は一時中止、になるでしょうね。
②方程式を使いこなせるレベルに到達した場合、鶴亀算などの特殊算を学ぶのに支障が無いのか?
→子供は柔軟に解き方を考えるし、いろいろな解き方が見えるようにもなるので問題ない。尚、「もう分数もできているのですか?なるほど、クラスでの計算がとても速い理由が分かりました。小1の現時点で分数まで楽しく進められているならば、それは“一種の才能”ですよ。伸ばしたほうが良い」、と。先生曰く、「実は私も小学生のころ、公文をやっていたんですよ(笑)」。
(2)詳細
①保護者の出席率
娘の通う校舎のクラス数を考えると、出席率は約50%。出席者は、70%が母親(専業主婦が大半ではなかろうか)、20%が祖父母、10%が父親。
②低学年のクラス
Aクラスだとしても、焦らないでほしい。上がる子は上がる。
③鉛筆
正しく持つこと。正しく持てないと、算数などで自分の手が邪魔で計算が見えなくなり、間違える。
④算数
算数については、学年相応の学習で十分。しかし、計算力が大事(※先取りしろ、とは先生は言っていない)。条件整理の問題では、音読して大事なところを理解させること。時計問題では、アナログの時計を身近なところに置いてください。時計問題は、1年生では時計を読むこと、2年生では午前午後の概念、3年生では24時間制。立体図形は立方体の展開図。辺と辺の組み合わせも理解を深めてほしい。子供の記憶がフレッシュなのは、1~2日だけ。帰宅したらすぐに復習。
⑤国語
記述問題。読めれば、書ける。読めないから、書けない。4年生になるまでに、読解力を身に着けてほしい。音読が大事。音読は、精読にも繋がるので、同じ文章を2週間毎日音読して欲しい。読解力とは、語彙を押さえること。また、記述の型について解説。「~のに/ところ~ので~」。漢字も毎日やること。
⑥理科と社会
入試では記述問題が増えてきた。記述が弱いことを理由に、受験できる学校が狭まるのはもたいない。正しく基礎を積み重ねてこなかった子供は、小5くらいから記述が苦しくなる。特に女子はそのパターンが多い。クラスでも自分から発言する機会が減るので分かる。その状態で時間が過ぎると、上位クラスに居続けることも不可能になる。自分で考える習慣が大事。理社は5年生が大事。試行錯誤をする積み重ねが大事。高学年で伸びてくる子は、粗削りでも自分で考えている子。サピックスでは3年生から理科社会が始まる。しかし、テストは無い。だからこうなっているんだ、という理解が大事。生活の場面で、いろいろなきっかけをつくることが大事。
(3)Action Item
①公文算数をガンガン進める。
②サピックス国語の文章を、毎朝音読させる。
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