小1/理科:宇宙についての会話
2016年12月27日(火)、夜。食卓で会話。
八ヶ岳山麓、標高1,300m超での無風下氷点下5度の澄んだ空気で観測した天の川は、娘の関心を高めたようです。(※2年前、保育園年中のときに夏の北海道釧路沿岸の断崖絶壁にあるキャンプ場で、完璧な星空を見ていますが、娘の食いつきはあまり良くなかったので進歩を感じます)
娘:「地球から見える星って、どれくらい遠いの?」
僕が調べながら、
僕:「目で見える星は、ほぼ全てが銀河系にあり、距離はだいたい数百から数千光年。」
娘:「え!じゃあ、1,000年かかるとしたら、人間が10人うまれかわるね!」
僕:「銀河系の半径は5万光年(直径は10万光年)。光の速さで、はじからはじまで、10万年かかる。宇宙が始まったのは137億年前だから、半径にして137億光年だね。カンブリア紀が5億年前だから、ざっと20倍以上だ。」
目の前にミカンがあったので、
僕:「このミカンの真ん中から、皮まで、137億年かかる、ってことだね。」
娘:「ええええ!!!ミカンだと分かりやすいね。」
このあと、宇宙の向こう側になにがあるか、宇宙のはじまりは、などの質問攻め。
娘:「星座を覚えたいし、宇宙のことをもっと知りたいな。」
・・・ということで、やはり実物を見せるのは大事だなあと思います。
娘:「宇宙がミカンくらいの大きさだったら、どうなんだろう。ミカンの外側に、ごちゃごちゃなものがあるような気がする。天国とかあるのかな?」
僕も勉強になります!純粋に面白いですね。
【小1向け天体講座の基本(備忘メモ)】
①宇宙の歴史は137億年。よって球体を考えると、半径は137億光年。
②銀河系の半径は5万光年。
③肉眼で見える星は6等星で、約5,000個。その中で最も遠いのは、約5,000光年(明るい恒星)。
④地球の歴史は46億年。
つまり、銀河系の5%くらいしか見えていないのですね。
また銀河系は、「天の川銀河」という固有名詞の方が良いようなので、暗記内容を修正しました。
★現時点の取組状況:
①サピックス:小1最上位クラス【2016年7月組分けテストから】
②公文算数:F教材(=小6)【2016年12月16日に算数E終了テスト合格】
③公文国語:CII教材(=小3後半)【2016年11月11日に国語CI終了テスト合格】
④漢字検定:7級(=小4)【2016年11月6日受検で8級(=小3)に合格】
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ディスカッション
コメント一覧
こういう会話が何気に小学生低学年から、家庭でされているのは、素晴らしいです。
まさに、この積み重ねが、いつか大きな違いになって来るのだと思います。
>エデュパパさん
読み返したら、懐かしい記事でした(笑)。実際に見るのが楽しいと思います。寒かったですが、星降る夜の思い出です。
全てを受験勉強につなげる意図はないのですが、でも、つながってきてしまうんですよね。そのあたりが、高校受験以後と違うところなのでしょうか。