小5/英検:英検準2級(過去問1回目)

2020年09月(小5)

2020年9月13日(日)。

 

次回英検は、2020年10月11日(日)です。既に英検3級と準2級で申込み済みです。

 

直近で解いた過去問は、2020年6月14日(日)の英検3級(過去問1回目)。その時点で合格水準に達していますので、その後は過去問は解いていません。英検3級は、あとは10月に入ってから複数回解けば良いと考えています。

 

問題は英検準2級です。来年の1月の試験で合格するスケジュールを考えていますので、10月のテストはFail Fastが目的となります。とはいっても、自宅で過去問を解いて形式を把握しておきたいので、先ほど受けて貰いました。

 

娘:「そもそもパス単準2級も全部終わってないよ!」

 

僕:「知ってる。だから、現状と一旦のゴールとの距離を把握したい。そのためのFail Fastなんだよ。」

 

結果は以下の通り。

 

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英検準2級過去問

 

(1)2020年9月13日(日):2019年度第2回

①筆記:13問正解/37問(→正答率35%

②リスニング:18問正解/30問(→正答率60%

③合計:31問正解/67問(→正答率46%<合格水準60%)

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合格水準については複雑なので単純な正答数として60%にしています。

 

今回の結果から判明したことは以下の通りです。

 

①パス単準2級を覚えないと、大問1が解けない。娘の正答数は5問/20問でした。これは、単語が分からないと選択できないようになっています。つまり、如何に早期に単語を暗記するか、が鍵となります。

 

②長文読解は作業が必要。娘は線を全く引かず。サピックス国語と同じで、語彙力が無いと作業すらできないということが良く分かります。

 

③リスニングは予想外に出来ている。18問/30問で60%ですので、合格水準にぎりぎり達しています。娘が実践しているリスニング教材は公文英語ですので、中学受験の勉強の片手間に公文英語を進めておけば、英検準2級に対応できるリスニング力は獲得できることが今回証明されました(あとは単語力)。

 

④筆記試験は対策が必要。とても面白いので記録として残しておきます。

 

=quote=

5. ライティング

 

あなたの意見とその理由を2つ英文で書きなさい。語数の目安は50~60語です。

 

QUESTION

What is the best age for people to start learning English?

=unquote=

 

 

・・・娘は直近のサピックス国語で偏差値72以上でしたので、同年代対比では母語の国語はしっかりしているはずです。そして、娘は「age」という単語の意味も知っているはずです。それにもかかわらず、いくら英語で考えを纏める(=書く)という経験がほぼゼロということを考慮しても、そもそも質問に答えていないということが実に興味深いです。これって、サピックス国語の記述で方向性すら合っていない解答を書いて0点になるのとそっくりだと思います。つまり、サピックス国語で苦しんでいる場合、①語彙力の不足、②絶対的読書量の不足、③書き言葉としてのアウトプット経験の不足、が課題であろうことが、初学者としての英語学習を観察していると見えてきます。

 

ここで実験をしてみます。例えば、物事を論理的に考えることができるが、「語彙力・文法力が無いことから」流暢に書けない(=話せない)人間の場合、解答はこうなると思います。幕末の対米交渉の場に立たされたオランダ通詞のイメージで書いてみます。

 

“10 years old. First reason. Young is good. Second reason. People need mother language."

 

表現力としては未熟ですが、14語あれば解答としては成立しています。娘には、まずこのレベルを目指してもらおうと思います。

 

 

★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語II/上位20%【2020年8月5日から】
③算数:塾カリキュラムでオントラック
④語彙:パス単準2級+言葉ナビ下巻
⑤漢字:小5の深堀り中

 

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Posted by senki