スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑬桜蔭→東京大学理学部3年)

2022年12月(中1)

2022年12月3日(土)。

 

中学受験で目指す一つのゴールが、鉄緑会指定校14校への合格。

 

鉄緑会指定校生の強力なパートナーとなる「スタディコーチ」。娘は中学受験直後の2022年2月から本格開始しました。

 

 

 

 

憧れの第一志望校で深海魚生活。そんなの嫌ですよね。種々研究していると、中学受験終了を始点として中学校生活を円滑にスタートする場合、各学校の「個性」を認識しておく必要があります。というのも、各校の中身は驚くほど違うためです。中学受験をしている最中は、志望校の偏差値とブランドの先入観を持つために中身は良く見えないのですが、実際に通う現実に直面すると、その個性を理解しておく必要があると考えます。

 

僕も娘の進学先の個性についてはじっくり研究できるのですが、他校について把握するのは難しい(当然だが)。とはいえ、「教育投資と資産運用」がこのメディアのテーマなので、せめて鉄緑会指定校14校の個性については理解を深めたい。

 

以上を理由に、趣味の資産運用益を原資に、スタディコーチに在籍する鉄緑会指定校→現役東大生に取材活動を開始しました。

 

 

・2022年08月15日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(①女子学院→東京大学法学部)

 

・2022年08月31日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(②桜蔭→東京大学理科二類2年生)

 

・2022年09月08日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(③渋幕→東京大学法学部4年生)

 

・2022年09月15日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(④駒場東邦→東京大学工学系研究科修士2年)

 

・2022年09月23日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑤麻布→東京大学理科二類2年)

 

・2022年10月01日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑥開成→東京大学文科一類1年)

 

・2022年10月21日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑦聖光学院→東京大学文学部3年)

 

・2022年10月28日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑧豊島岡→東京大学前期教養学部2年)

 

・2022年11月03日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑨筑駒→東京大学教養学部/文一 1年)

 

・2022年11月12日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑩開成→東京大学教養学部(工学部応用化学科内定)2年)

 

・2022年11月20日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑪開成→東京大学教養学部2年)

 

・2022年11月25日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑫桜蔭→東京大学教養学部2年)

 

・2022年12月03日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑬桜蔭→東京大学理学部3年)

 

 

第9回までは学校別で、残りは5校(海城、筑附、雙葉、渋渋、栄光学園)ですが、取材対象者が見つからない!

 

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戦記:「桜蔭の方へのインタビューは3人目となります。本日は宜しくお願いします。」

 

Nさん:「宜しくお願いします。」

 

戦記:「桜蔭において、学力的に成功する人と、そうではない人の違いは、どこにありましたでしょうか。具体的に教えて頂けると助かります。」

 

Nさん:「学校の勉強をきちんとするか否かは、かなり大事なことだと思います。結局、塾の勉強に全振りしても、学校で習うような基礎ができてないと、後から苦労するケースは多々あったように思います。まずは学校のテストである程度の成績確保を目指した上で、受験を見据えるのが良いと考えますね。」

 

戦記:「最近取材をしていて気が付くのが、学校の授業は基礎だから大事、という声です。上限が存在しない女子校のtop of topである桜蔭においても例外ではなさそうなので、やはり大事なポイントなのだろうと思います。その6年間の中で、差がつく時期はいつでしたでしょうか。中学時代からしっかり勉強しておくべきだとお考えですか。」

 

Nさん:「高校2年生あたりから、差が付き始めますね。数学の勉強がグッと難しくなった頃から、英数の出来にかなり差が生まれていました。英数については、中学からの基礎を土台に、地道に応用問題に取り組むほかないので、やはり中学の勉強は後々生きると感じます。」

 

戦記:「こちらも、取材している方が同じことを言っていますね。桜蔭から東大を狙う場合、何に注意をすべきだと思いますか。」

 

Nさん:「桜蔭は学校のテストにおいては具体的な順位が出ませんので、成績表の数字にある程度拘らないと自分の立ち位置はわからないと思います。また、理科は特に高3の最後まで範囲分の授業が終わらないので、塾などである程度自分で進める必要があるかと思います。」

 

戦記:「Nさんがコーチとして中学生や高校生を指導していて、「鉄緑会指定校」に通う生徒の共通課題があるとしたら、何だと思いますか。」

 

Nさん:「よくも悪くも、周りに流されやすくなってしまうことかと思います。鉄緑会指定校の傾向だと思いますが、桜蔭の場合は特に、皆同じ学校に通い、同じ塾に通い、同じ大学を目指す同質性が極めて高い環境になると思います。このような環境で、自分なりの目標や頑張り方を意識することは中高生にとって難題です。自分はこのやり方でいいのだ、自分の課題はこれだ、と軸を持って主体的に勉強する力はなかなか身につきにくい印象です。どこの学校も似たり寄ったりの問題かもしれませんが。」

 

戦記:「鉄緑会に通っていれば、東大に誰でも合格できると思いますか。」

 

Nさん:「そういうわけではないと思います。鉄緑会では常に順位に晒されますので、メンタル的に強くないと厳しい面はあります。安定して勉強を続け、周りのプレッシャーにも負けない淡々とした強さを持つ人には合っているかもしれませんが、そうでない人にとって合格が保証される環境ではないと思います。むしろ、辛い場所になる可能性すらあります。」

 

戦記:「そんな鉄緑会に通っていなくても、東大に合格はできるとお考えですか。」

 

Nさん:「もちろんです。鉄緑会は、確かに合格に向けた最短経路を教えてくれる場所ではありますが、それが自分に適しているのかは人次第ですし、自分なりの勉強法を試行錯誤して見つける経験無しに、ひたすら勉強するスタイルなので、精神的にもそれが必ずしもいい保証はないと考えます。」

 

戦記:「なるほど、鉄緑会のカリキュラムの完成度が高いがゆえに、自ら考える機会が奪われる、ということにもなりかねないわけですね。」

 

Nさん:「はい。」

 

戦記:「中高一貫校の生徒が、現役東大生コーチにコーチングしてもらう場合、どういうメリットがあるとお考えですか。」

 

Nさん:「コーチ自身の経験を踏まえた指導を受けられること、大学の様子を生で聞けることが大きいと思います。特に東大の中の様子はまだ受験生にとって馴染みのないものであるケースも多く、大学受験や東大合格がゴールなのではなく、その先にある未来を具体的に想像してもらえることでモチベーション維持につながると思います。」

 

戦記:「私も常々、中学受験がゴールではなく、その先の未来が大事だと考えていますが、大学受験後の世界を具体的に想像できる機会があるかどうかは、多感な中高生にとっては大事でしょうね。本日はありがとうございました。」

 

Nさん:「こちらこそ、ありがとうございました。」

 

以上

 

 

 

 

 

★現時点の立ち位置:

①公文:英語LII、数学M、国語L

②英単語:2022年8月にパス単1級を開始

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Posted by senki